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2015年07月18日15:54

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1035 救出成功

今朝からあちこちの心当たりに電話をかけて、昨日の日記のオークションに登場した自動演奏楽器の嫁入り先を探しています。

写真1は100年以上前に作られたイギリス製の古いリードオルガンで、ストップが10組とスウェル装置が左右に付いている豪華版です。でも右側のペダルのベルトが切れていて、右のフイゴを駆動できない。左側のベルトは健在でしたが、フイゴの皮が破れていて( 多分 )音が出ない。鍵盤が同じ高さに揃っていないが、これはみっともの問題だけ。修理作業はそれほど困難ではないと思うので、ごく低価格で入札。普通の人は故障に恐れをなして手を出さないと思うので、マイワイフが救出。

写真2は1910年ごろに作られたフォルゼッツァーと呼ばれていた楽器で、ピアノの鍵盤の前に設置してペーパーロールに開けられた穴に従って、指の代わりに鍵盤を押して自動演奏する道具です。日本では結構珍しく、稼働すると思えるものは数台しか存在しないでしょう。ピアノ工房の方に推薦したらお買い上げ、ありがとうございます。

写真3は正時になると自動的にフルートがドイツ民謡( 多分 )を演奏して時刻を教えてくれる時計(ドイツのシュバルツバルト地方で100年以上前に作られたもの? )。演奏データは木製の筒の表面に釘を打ち込んで記録されています。フルートクロックと呼ばれているもので、札に書かれているシリンダー・オルゴールは誤りです。これも欲しいという人( 古い時計専門の技術者 )が現れて救出成功! 修理は大変、部品の欠品を覚悟しなくては。下記のようなホッコリとしたのどかな音楽を聞かせてくれます( 多分 )。

http://kodemari.net/recitalidx.html/../mp3/m3u/FluteClock.m3u
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