mixiユーザー(id:11939455)

2015年06月29日01:03

578 view

『ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲』@フランス映画祭2015

 今年のイタリア映画祭はほぼパスに近かったが、フランス映画祭2015はいくつかチケットを取ってみた。
フォト

その中で公開未定作品の一つがこれ。

『ヴェルヌイユ家の結婚狂騒曲』

 フランスで大ヒットしたコメディというだけあり、随所にユーモアが散りばめられていて楽しめる。
フランスの抱える移民や人種・宗教問題をさらりと取り上げているあたりは目の付け所が良い。

 敬虔なカトリック教徒であるヴェルヌイユ家には年頃の四姉妹がいる。
リベラルな家風なのか、次々と結婚する相手がユダヤ人、アラブ人、中国人と多種多様。
残った四女だけはカトリック教徒と結婚してくれという切なる願いが聞き届けられたのか、四女の彼氏は見事カトリック。
だが、お相手には別の問題が…。

 本当に欧州は移民やクリスチャン以外の人が増えているのだろう。
そしてそれに伴い格差も生まれているのではないか。
世界で経済的に成功しているであろうユダヤ人・アラブ人・中国人を選択しているのは今どきである。
社会問題を織り込んだコメディはさすがエスプリの国か。

 “些細な異文化の違い”が一触即発の状態になるあたりは面白いのだが、四女の話にシフトすると前半の問題点がしぼんでしまう。
最初から四女の問題だけで成立するようにも見える。(しかも前半の面白さが減退)

 フランスといえば植民地としてアルジェリアを統治していた過去があるが、四女の結婚予定日がアルジェリア独立の7月5日というのは偶然なのだろうか。

 敵の敵は友という妙な関係や異文化交流のドタバタが最後まで笑わせてくれるが、片付けない伏線もチラホラ…。
シビアな人種や宗教問題を扱っている割に底の浅さは少し気になるけど、振り回されるヴェルヌイユ家の父親を見ているだけで愉快になる。

フォト



 映画とは関係ないけど、着席するときにチケットをどこかにやってしまってあわてた。
いくら探しても見つからない。途中の通路で落としたのかとくまなく探したけど見つからない。
諦めて席に着いた時にドリンクの紙コップに張り付いていたのを発見。(苦笑)
2 6

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年06月>
日 月 火 水 木 金 土
 123456
78910111213
14151617181920
21222324252627
282930    

最近の日記