人の心の状態を里山の状態に例えることが出来るかもしれません。
里山も植林をしたままで何の手入れもしないでいれば、育った木々の間が立て込み地面まで日光が入らず、排水の水路などを設置しなければ表面を雨水が大量に流れて表土を削り、土砂崩れが起きて散々な荒れ山になってしまいます。
やはり山も間伐をして余分な育った木々を取り除き、適切な排水路を整備して表土の流出を防ぐなどの手当てをしてやらなければ健全な山にはならないように思います。
人の心も同じように様々な思いや悩みという生えてきた木々に当たるものを日々整理して、いらない思いや悩みは削除して行き、心に溜まる邪念のようなものはきちんと排水路に流すように手入れをしておかないと健全な形を維持することは出来ないように思います。
なかなかそのように自分自身の心をコントロールすることは難しいですが、それでも自分の心が美しい里山のように穏やかに見えるようにしていくように心がけていきたいものです。
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