『
インド・オブ・ザ・デッド』
インド映画でホラー?映画大国インドでもちょっとお目にかかれないジャンルだろうか。
これまでのボリウッドのイメージを打ち破るホラーコメディ『インド・オブ・ザ・デッド』。
とうとうゾンビの感染力はガンジス川を越えた。(笑)
ハルディク、ラヴ、バニーのイケてないトリオがリゾート地のゴアでロシアンマフィアが催すレイブ・パーティーに紛れ込んで“美味しい思い”をしようとする話で、ゾンビの発生源が一連のゾンビ映画とは異なるのが特徴か。
そのメカニズムをウヤムヤに済ますテキトーさも含め、ゾンビに対抗する知識が映画やゲーム程度というチープさが笑える。
原題は『Go Goa Gone』とよくわからない三段活用みたいなシャレたタイトルだが、邦題は王道のゾンビタイトルになった。日本人には、この方が分かりはいい気がする。
(原題は『ゴアにいって、いっちゃった』ってところか?しかもゴアはホラーの一ジャンル…。)
勿論ベースは
ジョージ・A・ロメロのゾンビタイプだし、コメディという点で
『ショーン・オブ・ザ・デッド』も意識しているだろう。
本筋とは離れるが、インドでは喫煙にうるさいようで劇中でタバコを吸う箇所に「Cigarette smoking is injurious to health」と小さく注意書きが出ていた。
レイブ・パーティーでドラッグをキメて、ゾンビを次々ぶっ殺すような話で…だ。(笑)
決まり事とはいえ、そこで健康を気にするのが妙に可笑しかった。
ホラーコメディとはいっても、実質は陽気なインド映画に変わりはなく、インド映画お約束の歌と踊りもしっかり織り込まれているのは「さすがのこだわり」と言えるか。
(コメディゆえか、尺は2時間を切っているのは驚き。…笑)
登場する女性たちが美人ばかりなのが一番の掘り出し物だった。
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