mixiユーザー(id:4264385)

2015年03月17日06:34

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死について

 母がディサービスでいっしよになっているお年寄りの人達についていつも言っているのが「最近のお年寄りは 死 について怖がっていて話し合うと言うことをしない。」ということです。

 母は「死」についてや「あちらの世界」についても興味津々で日々様々なことを考えているような人なので、「死」そのものを恐れることはなくいつでもそういう思索を好んで私に話しかけてきたりする82歳です。

 母の同年代のお年寄りは高度経済成長の時代を必死に走り抜けてきた方達が多いので、そういう哲学的な考えや宗教的なお話しを深く求めることが無いというか出来なかった人達が多いのではないのでしょうか。快楽主義、刹那主義の人達が多いように思います。

 私自身も「死」についてはそんなに達観できているわけではありません。何よりも死にたくないと感じるのは娘と別れたくない、身内の者たちと別れたくないと言う思いが強いようです。本当は心の底ではたとえ死んで魂になっても愛する者たちとはいつまでも魂と言う形で一緒におられるとは解っているのですが、それでも現世で生身の姿で一緒にいることの幸福を思うと捨てがたく感じてしまうようです。

 生きることに執着するのは大切なことですが、よりスマートに生きていきたいと願ってしまいます。少なくとも死んだ後にみっともないものを残したりしないように身辺整理はきちんとしておきたいものです。
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