マイミクEPTTさんの奥様、イラストレーター・寺田マユミさんの個展に行ってきました。阪急うめだ本店の10階、個性的な雑貨がならぶ「うめだスーク」内の小さなスペースに十数点。今回が6年ぶりの個展だという寺田さん、ご本人はあいにく不在でしたが、スタッフのかたの説明がとてもわかりやすく、絵心のない私でも非常に興味深く楽しめました。
「恋文」というタイトル通り、さまざまな恋心がさまざまな色彩にて表現されていました。それぞれの作品における主人公はほとんどが高校生あるいは大学生、そして社会人もちょろっとありましたか。ほのかな想いを手書きでしたため、そして手紙にて伝える〜いまの時代では古典的なアプローチといえる手法をいろいろな角度から切り取っています。
そして1点ごとに添えられたキャッチコピー的ショートフレーズが実に秀逸。主人公の気持ちをうまくひと言でキメていて、思わずニヤリとしてしまいます。パッと見ではベタ塗りしているような各作品のタッチなんですが、けっこう骨のおれる凝った制作過程だと聞きビックリしました。この個展は10日(火)まで、お買い物のついでにぜひ一度。
もうひとつついでを重ねるようで申し訳ないけど、このところEPTTさんのバンド、エヴリデイ・ピープルのアルバム「SASABUNE」(もちろんジャケイラストは寺田マユミさん)がずっとCDトレイにのったままです。いま脳内再生されるのはここからの楽曲ばかり。なんと表現したらいいのか、とにかく独特のポップ・センスが素晴らしい!次のライブが待ち遠しくてしかたありません。
↓寺田マユミ個展「恋文」案内
http://www.dmoarts.com/exhibition/2015/02/4710/
ログインしてコメントを確認・投稿する