mixiユーザー(id:11939455)

2015年01月24日01:16

558 view

『AFFLICTED アフリクテッド』

『AFFLICTED アフリクテッド』

 低予算ながらアイディアで魅せた『クロニクル』も記憶に新しいところだが、本作を見ると影響を受けているように思える。
ホラー映画では定番のP.O.V方式を使いながら映像の構成や撮影が中々ウマいので臨場感もって見せる。

 脳に重い病気を抱えるデレクと昔からの親友クリフはバカなことが大好き。病気は気になるが人生は一度きりだからとぶっ飛んだ世界旅行を計画。
そのドッキリ映像を撮影してビデオブログにしようと機材を持って旅に出る。
順調に冒険旅行は進みパリで美女をナンパしてお持ち帰りしたところまでは良かったが、翌日からデレクの体は変調をきたし、まるで別人のようになる。
一体デレクの体に何が起きたのか、そして解決方法はあるのか?

 映画『クロニクル』のような映像処理が見られるが、あちらはSFなのに対し、こちらはホラーなのが質の違いか。青春友情映画という部分もかぶっているけど…。
シッチェス国際ファンタスティック映画祭などで高評価を受けたというカナダ人デレク・リーとクリフ・プラウズによるものなのだが、そう…俳優と役名が同じなのだ。だからと言って実話ではないのだが(笑)、フェイク・ドキュメンタリーを装っているのだろう。
クリフがドュメンタリー映像作家という設定ゆえか他のP.O.Vものよりも見やすい気がする。
ちなみにキャストの多くが実名と同じ配役で出演。低予算を逆手に取ったリアル表現か。

 作品の秘密部分は次第に分かるし珍しいネタではないが、逆にそれを持たせるのはとても長編初作品とは思えない腕前。
ここぞという見せ場で迫力ある映像を撮っているのが安っぽく感じさせないのかも。
面白いのは実際に昔からの付き合いというのが分かる学生時代のおふざけフッテージが映画の内容に沿って素材として使われている点。

 元の体を求めるデレクに対して放たれた言葉にはハッとさせられる。
フランスやイタリアなどを舞台にするが基本的に室内や薄暗いシーンが多いためもったいないかな?(どうせなら東欧まで足を延ばして欲しかった気もする。)

 恐ろしくも泣かせるオチにグッとくる…かもしれない。(笑)
次回作を期待させるコンビ。

フォト


【未体験ゾーンの映画たち2015】にて公開。
DVDは2015年02月25日発売。
2 2

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2015年01月>
日 月 火 水 木 金 土
    123
45678910
11121314151617
18192021222324
25262728293031

最近の日記