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2015年01月10日01:37

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『96時間 レクイエム』

『96時間 レクイエム』

 親バカ<ブライアン・ミルズ>父ちゃんシリーズの完結編。(笑)
率直なところ、2以上1未満かな?

 頭脳明晰でアクションもバッチリの元CIA秘密工作員ブライアン・ミルズ。唯一の弱点は<親バカ>な点。シリーズを知らなくとも大丈夫かと思うが、軽く人物関係くらいは知っていたほうがいいかも。さすがに毎度娘が誘拐されて…では能がないので、本作の被害者は元妻。
まあ、お約束のように娘のピンチも登場するが…。

 今回の役どころは、殺人の濡れ衣を着せられて逃げながら犯人をさがすという『逃亡者』を思わせる設定。ブライアンを追う切れ者刑事ドッツラー(フォレスト・ウィテカー)も同作品の連邦保安官補を思わせる。
<ジェイソン・ボーン>ばりの派手なアクションも見ごたえあるが、面白味は知恵比べにあるだろう。
ともかく“つかみ”の速さと展開のテンポよさで余計なことを考える暇を与えずにグイグイと引っ張る。

 1作目ではTVシリーズ『24』影響下の一つだと思っていたが、ブライアンを演ずるリーアム・ニーソンの存在感もあり、相当無茶をやっているのに次第に愛着がわいてくる。
これも彼の魅力ゆえだろう。
…とはいっても、都合よく弾丸が当たらないとか、ダイ・ハード顔負けの超人ぶりは変わらない。
コナン君なみの分析力がある割に、ころっと騙されるのはご愛嬌か。(笑)
しかも最大のどんでん返しが落差が少ないために「そーだったのかー!!」にはならず少々残念。
(罪の清算にも多少疑問は残るが、そこを問うのは野暮だろうか…。脱線するが、この辺の能天気具合がアメリカ映画っぽさを感じさせるのだろうか?)

 それでもこのシリーズのファンなら一定の評価は出来るのではないかな?
小難しいことを考えずにスカッとしたい向きにはよろしいのでは?
監督は前作に続いてオリヴィエ・メガトンが、脚本もリュック・ベッソン、ロバート・マーク・ケイメンと変わらぬ布陣が安定感を与える。

 終始一貫、家族愛でまとめているのがシリーズに統一感を持たせている。
ただ前作からすでにそうだったし、本家に罪はないけど邦題は…。(苦笑)あせあせ

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 しかし、本当にこれで終わりなのか?
マット・デイモン主演でジェイソン・ボーンを復活させたように、誰かの引き出しに大事にそっとしまい込んでいても不思議じゃない。(笑)
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