新幹線鉄道50周年

■「日本の大動脈」運んだ５６億人　東海道新幹線５０年
(朝日新聞デジタル - 10月01日 05:22)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=168&from=diary&id=3075992

　 ここで久々に、新幹線ネタを。
今日は「東海道新幹線開業50周年の日」であり、50年前のこの日を起点に(我が国における)新幹線鉄道の歴史が始まりました。新幹線は国力増強の起爆剤になりうるほどの威力があり、東海道エリアにおいてはそれまで輸送力が不足気味ていた東海道本線を超高速輸送と言う形で補完するほどの効果をもたらしました。今でも新幹線は【鉄道の最高峰】と言える分野であり、航空機や高速バスによる攻勢にも楽勝的に打ち勝てるほどのポテンシャルを誇っています。
　 が、新幹線の敷設はかなりの敷設コストがかさむものであり、国税の消耗も避けられない場合があります。そこまでしなくとも、在来線の特急の機能強化をするだけでも高速バスに勝つことも出来なくもありません(例・北海道、四国)。


　 これ以上の新幹線網の整備は必要が無いに等しく、北陸新幹線の長野・金沢間延伸開業と北海道新幹線の新函館開業を最後に整備をやめるべきと言えます。やたらな高速化は牧歌的情緒をむしばみ、人々の心を荒廃させかねない場合があります。