私が所属しているオルゴールの愛好家団体MBSIの本部から機関誌Mechanical Muisc2014年9〜10月号( 写真1 )が送られてきました。どうも最近の機関誌では写真のように巨大( 幅7.8m、高さ4.2m )な楽器が話題になることが多くて、私のような庶民のファンはちょっぴり寂しいところです。
今回はディスク・オルゴールの演奏で演奏データ( ソフト )が記録されているメディア( 薄い鋼の円盤に突起を起こして信号としたもの )でディスクと呼ばれるもののリプロダクション( 再生産 )を手掛けているデイヴィッド・コクラム氏のレポートが掲載されていました。
写真2で下の円盤は演奏データを記録しているマスター、上の円盤は製造途中のディスクです。マスターの位置に合わせてから、上の長いレバーを引き下げて刃物を円盤に貫通させるとプロジェクションという突起が一度でできてしまいます。写真3はディスクを取り除いた状態の刃物のクローズアップで、刃物をディスクから引き抜くときに円盤が刃物にくっ付いて上がって来るのを防止する部分です。
ディスク・オルゴールで最も大切な部分、興味深い話題です。次の自鳴琴の翻訳記事に取り上げましょう。
私は筆者から、ポリフォン社製24インチと19インチのリプロダクション・ディスクを沢山買ったことが有ります。
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