『
トランスフォーマー / ロストエイジ』IMAX、3D
全編見せ場…のつもりなんだろうけど、さすがに165分のプロレス大会(?)は疲れた。
いや、ファンなら大満足か。
人気の『トランスフォーマー』シリーズも一区切りついて、キャラクターの入れ替えを行った新シリーズ。映画というよりアトラクションと割り切った方が楽しいか。
前回までの人間に味方し戦ったオートボットと悪の軍団ディセプティコンの対決に終止符が打たれたため、敵の敵は味方だった時代から強力な武器としての存在だけが残るのはアメリカには頭の痛い話。
また、彼らの科学力を悪用しようという輩の政治的手腕で抹殺されかかっているオートボットたち…ということなのか。
今回の主人公ケイド・イェーガー(マーク・ウォールバーグ)は一人娘テッサ(ニコラ・ペルツ)を希望する学校に入れることも容易ならないくらいの貧乏人で“自称”発明家という一発逆転のアメリカン・ドリームを狙うあたりも観客の共感を得よう。
テキサスの片田舎から都会のシカゴ、果ては香港まで派手に暴れまわるトランスフォーマーたちだが、ずっと同じ調子でバトルが繰り広げられる。
こういうのを
サービス精神が旺盛…ということにしておこうか。(笑)
一見さんでもない限りこのシリーズを観たいという方には想定内であろう。
今のご時世を反映してか中国と蜜月を築き上げているハリウッドの姿が透けて見える。
社会問題となっているレア・アースのように特殊な物質が中国に眠るとか、生産工場も中国にあるとか、チャイナマネーなくして成立しないといった匂いがプンプンする。
リニューアルされた人間側キャストではスタンリー・トゥッチが印象に残る存在感を見せていた。
ところどころ突っ込みを入れたくなるユーモアも織り込まれているので、暑くて頭が回らない季節にはピッタリでは?
ただポンコツ発明品の活躍とか娘の後日談とか、伏線回収にはあまり興味がないように思える。(そこを期待することもないか。)
ただただ物量に圧倒された165分間だった。
2D撮影を変換した3Dとは違い、最初からIMAX用の3Dカメラを使用したというので、出来ればIMAX…それが無理でも大画面の3Dがベターか。
次回には“カメムシ君”も登場してくれるかな?と少し期待。
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