『
思い出のマーニー』
ジョーン・G・ロビンソンの同名児童文学書を基に舞台をノーフォークから日本の北海道に置き換えたジブリの最新劇場作品。
“ジブリの次期ホープ”と目される米林宏昌監督(『借りぐらしのアリエッティ』)が二大巨匠不在を払拭できるかが見どころ…といっては意地が悪いか。(笑)
思春期なら多かれ少なかれ感じる人も多いだろうが、どうしても自分の殻に閉じこもり「他人の中に入っていけない」という気分を味わうこともあるのでは?
かくいう私も<群れる>のは苦手で、ヒロイン杏奈のセンシティヴな気持ちが分からないではない。
(もっとも社会人ともなれば、そうも言ってはいられないけど…。)
杏奈とマーニー、悩みを抱えた少女二人の邂逅…、されど他の誰も理解不能な秘密の関係を描く。
この秘密のミステリーが売りの一つであろうが、早い段階からヒントが出ていることもあり謎解きに驚きは薄く、確認という意味合いを強く感じた。
そもそもマーニーの「存在の秘密」よりも「杏奈に近づいた目的」が大切なのだろう。
ただし、舞台を日本に変更するならマーニー自身も日本人に変えたほうが良かったのではないか?
美術監督に実写畑の種田陽平を登用し、宮崎と仲たがいしていたという安藤雅司を『千と千尋の神隠し』以来の作監に据えたあたりに米林監督の気骨を感じる。
実際、美術の素晴らしさは特筆モノ。(いつもジブリはそうだったが…)
ボイス・キャストにタレントを起用するのも毎度のことだが、今回はタレントの顔がちらつかなかったので成功と言っていいのではないか。
しかし、天才アニメーター(監督としてではなく)宮崎駿と比べるのは酷かもしれないが、アニメーションとしての動きの面白さには乏しい。
それを狙っていないとしてももう少し躍動感が欲しいところ。
原作は未読だが、半世紀の昔とは思えないほど今日性を持ち合わせている気がする。それだけにヒロイン杏奈のセリフも含めて説明的展開で駆け足に感じるのが惜しまれる。
他のスタジオ作品なら十分合格点だが、『風立ちぬ』『かぐや姫の物語』の後ではさすがに損しているかな?
<
ジブリ解散報道はガチ?アニメ業界では「昨年から噂になっていた」との声も>
さて、上記のようなゴシップも出回っているみたいだし、そろそろ解禁してもいいかな?(笑)
このニュースの信憑性は高いです。
一応、そういっておきます。(実際、次回作の発表はないしね)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1919981922&owner_id=11939455&org_id=1919880972
この日記のサプライズの正体はこれでした。
元々、スタジオジブリは宮崎駿の作品を世に出したいために鈴木Pが画策したという話。
…となればそれもやむなしなんでしょう。
もっと早く発表するかと思っていたのですが…。(いや、まだ発表していない)
万が一ということもあるので、ソース元は伏せておきますが、本当に管理と美術館運営程度に規模を縮小するみたいですね。
少なくとも劇場用長編映画はなさそう…。
あとは美術館用の短編をオムニバス上映しないかな、と期待している今日この頃。
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