『SHIFT(原題)』@
カリコレ2014
買付したばかりで、邦題も決まっていないということだったが、フィリピン版『恋する惑星』といううたい文句に惹かれて見てみた。
そもそもフィリピン映画に接する機会自体少ないという物珍しさも…。
(フィリピンが舞台の海外作品ならまだしもね。)
なるほど男女の恋愛のすれ違いやキュートでポップな色彩感覚、オフビートなタッチなどが似ているということなのだろうか。
パソコンの代行販売会社のオペレーターとして働くゲイのトレヴァーにほのかな思いを寄せる同僚の女子エステラの恋物語。
描かれる三角関係は取り立てて珍しい話でもないが、フィリピンから出てきたというのは目新しいのかもしれない。
今どきの話らしく、ネットを使った演出や格差社会も取り入れられる。
新人監督で、おまけにフィリピン俳優にはまるで知識がないが、ここぞの場面に
キュンと胸の奥が切なくなる。
なんでも250万円くらいの超低予算映画らしいが、それを超えるスケールを感じさせる。
原題の『SHIFT』は勤務のタイム割りのことではあるが、同時に同僚という人間関係からシフトしてゆくことなんだろう。
前髪パッツンの赤髪女子がかわいらしい。
『恋する惑星』が香港映画のカンフーイメージを払拭した作品ならば、これもフィリピン映画の印象を変えたかもしれない。
今秋、一般公開予定
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