『
ネクスト・ゴール! 世界最弱のサッカー代表チーム 0対31からの挑戦』
いよいよ来月にはW杯が開催される。
現在のFIFAランキングで日本は何位だったか?
ランキング1位ってスペイン?ドイツ?
常に上位は話題になるが、最下位の国がどこか知っている人はいるだろうか?
このドキュメンタリー映画は万年ビリケツ<米国領サモア>サッカーチームの奮闘記。
2001年の予選で豪州に0対31で負けた屈辱的スコアを持つ。
米国領サモアほど弱くはなかったが、日本だって少し前までは予選敗退が続いていて本選出場出来なかったこともあり、大いに共感出来る。
31点取られたキーパーにとっては毎日つらい思いを強いられ、弱小チームを根本から立て直すために着任したオランダ人監督にとっても意義のあることだった。
サッカー界から忘れ去られたチームに命が吹き込まれる。
強化手段はおおむね妥当というか想像の範疇だが、それまでやってこなかったのかと苦笑いすることもある。
だが、サッカー以外で驚かされたことがある。
米国領サモアには男でも女でもなく
<第三の性>が認められていること。
おそらく世界中のチームで
トランスジェンダーとして選手登録された初めてのケースではないか?
そしてさらにお恥かしい話だが、
<米国領サモア>と<サモア>が別の国だったということ。(笑)
予選本番を前に津波の被害に合うあたりに心痛み、ますます他人事とは思えない。
よく見れば、鍛え上げられるにつれチームメイトの顔つきが自信に満ち溢れていくのがわかるだろう。
壁はいかに高くとも挑戦し続ける姿こそ次につながるし、人々の心を打つ。(涙)
実に感動的なスポーツドキュメンタリーだ。知っている顔は一人も出演していないが、フェアプレー精神でジャッジしてほしい。
サッカーが好きな人も、そうでない人も!
試写会@アスミックエース、5月17日より公開&オンデマンド配信
ログインしてコメントを確認・投稿する