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2014年04月04日02:22

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『LEGO(R)ムービー』

『LEGO(R)ムービー 』

 命令に服従という形では何も解決しないことは歴史が語っている。
それでも権力者は常に自分の都合のいいようにするために圧力をかけ押さえつけたがる。
これで心が離れない…などと思う者はいまい。

 デンマークが生んだ世界的人気の組立玩具≪レゴ≫。
多くの子供が経験しているかもしれないが(うちではダイヤブロックでしたが…)、この手の玩具にはずいぶん熱中したのを思い出す。
立体物を構築するのは、頭の体操にも役立ちそうだし、現に大人をも虜にしている。
その可能性は高く、驚くようなものまで製作されていて「スター・ウォーズ」をアニメーションにした作品はあったが、ここまで本格的な映画にまでなるとは思わなかった。

 レゴ・ワールドを支配する<おしごと大王>は世界を分断し、可変性あるパーツに自由度をなくそうという悪政を敷く<独裁者>。庶民であるエメットはそんなことは疑問にすら思うことなく平平凡凡の暮らし。ふと出会った可愛い子(ワイルドガール)に熱をあげ、そこから彼の運命が大きく変わる。

 まずはレゴでどこまで表現できるか限界まで作りこんだ映像に圧倒される。
基本的な話は古典的英雄冒険譚で、子供向けにテンポ良いアドベンチャー・アクション映画に仕立てているが、ある時点から趣が変わる。
<おしごと大王>と<エメット>の関係性が明らかになり、視点が切り替わると「なるほど」と膝を打つ。
機械のパーツのように社会に組み込まれた庶民という設定は『モダン・タイムス』にも通じる皮肉であるし、ワイルドガールも警官も二面性を持つというあたりは普遍性を感じ、他のキャラクターも個性的なのがたくさん。(猫!!…笑)

 子供たちだけで見るよりも親子で見たほうが、あとでいろいろと話も弾むのではないかな。

 レゴ製品のラインナップにある映画やコミックの引用ネタが楽しい。
さらにレゴに詳しい人ならニヤリとなるオチが待っている。
しかし、海のシーンとかマジで凄いわ。想像しただけで気が遠くなる。ふらふら

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