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2014年02月08日01:34

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『ザ・ドア 交差する世界』@未体験ゾーンの映画たち2014

未体験ゾーンの映画たち2014

『ザ・ドア 交差する世界』

 誰が呼んだか知らないが<北欧の至宝>マッツ・ミケルセン。
確かな演技力はカンヌでも証明済みで人気もうなぎのぼり。
そんな彼が主演のSFサスペンス。
SFとドアの組み合わせならてっきり<どこでもドア>かと思いきや、<机の引き出し>の方でした。(笑)
もっとも整合性がつかないのでファンタジーと見るべきか。

 ちょっとした不注意で娘を失った男が、ひょんなことから過去へ戻ってやり直すチャンスを得る。
しかし、そこにはもう一人の自分がいる。絶体絶命のピンチでどうするのか?

 これまで散々描かれてきたパラレルものなので珍しさは感じないが、マッツ・ミケルセンの存在感とサスペンスタッチで途中まではグイグイと引っぱる。
謎っぽい隣人の配置も上々。
自らの未熟な生き方を反省して、セカンドチャンスを得るという流れはわかるけど、それにしては<顛末>がお粗末。身勝手という根本部分では変わってないのではないかという疑問が頭をもたげてしまう。

 伏線を散りばめるのはいいけど(冒頭のシーンにいろいろ仕込まれている)、未回収で気になる点がずいぶんと残る。
ありがちとはいえ設定は面白かったので、あと一歩どうにかならなかったか。
辻褄あわせは求めないから、せめて<向こう側>の変化を少し描くべきでは?
逆アクセスの手法をどこかで組み込んだら良かった気もする。

 SFにしたかったのか、人間ドラマにしたかったのか…いずれにしても中途半端な印象。
しかし正直な話、これに似たネタは米国TVドラマ『フリンジ』にもあったよね。(笑)

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