mixiユーザー(id:11939455)

2014年01月10日00:02

34 view

『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』

『キック・アス ジャスティス・フォーエバー』

 「なぜ誰もヒーローにならないんだ」、そうつぶやいて目出度くヒーローとなった前作から月日は流れ、すっかり成長したキック・アスとヒット・ガール。
だが、今回はヒーローになる代償が語られる。
前作がヒーロー物のパロディなら、今回はどこかセルフパロディのようでもある。

 憧れだけでヒーローを目指す難しさが語られた前作と打って変わり、今度は普通になる難しさが描かれる。
主人公キック・アスを食ってしまったヒット・ガールことミンディ・マクレディは15歳になり、後見人の願いもあり<脱ヒーロー>にトライするが、幼少から英才教育を受けていて他の生き方を知らない彼女にとって、アイデンティティの封印は案外てこずる。
ミンディの学園生活は青春ドラマのパロディのようで、今回の話での息抜きか。

 世間に広がった<ヒーローの輪>の責任まで押し付けられるわけじゃないとしても、やはり自分がまいた種は刈り取らないとならない。
真のヒーローとは、単に悪と戦うだけでなく、キチンと自らのケツを拭ける覚悟と実行力が必要であることがよくわかる。

 相変わらず下ネタやバイオレンスの度合いが激しいけど、(前回の監督マシュー・ヴォーンは監督を降りてプロデューサーに回っていて、)代打の監督の力量問題か少し脚本や演出が力技寄りでキレが鈍い印象も受ける。

 ジム・キャリー演じる<スターズ大佐>と愛犬がこれぞアメリカを体現していて、どこにでも顔を突っ込むおせっかいな正義の味方を皮肉たっぷりに怪演。(ネーミングからしてアメリカそのもの…)
キック・アスが過去の多くのヒーロー同様の代償を支払うことこそ、正真正銘のヒーローとなった証であろう。
敵グループの神取忍に似た女戦士が鮮烈な印象を残す。
主役二人が(特にヒット・ガールが)成長したあたりが青春映画色が濃くなりビターな余韻が漂う。
ただ、映画としてはやや<普通>になった…かな?あせあせ

フォト


2月22日公開…なんだけど日本公開遅すぎ!
ほぼ世界的には昨年の夏映画だった。
なんだかなぁ…、しかも業界的には「ニ八枯れ」といわれる2月ですぜ。
5 8

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する

<2014年01月>
日 月 火 水 木 金 土
   1234
567891011
12131415161718
19202122232425
262728293031 

最近の日記