スウェーデン映画祭2013
のんびりと更新している暇がないことが判明。(笑)
なのでざっくりと更新〜。
10月から11月は鬼のように映画祭がかぶりまくりで、体が3〜4つないととてもじゃないが回れなかった。
スウェーデン映画祭2013も余裕があれば、もう少し見たかったが仕方ない。
鑑賞した二本を備忘録代わりに記しときます。
『霊魂の不滅』
前に海外盤で見てはいたけど、翻訳の怪しいところが多々あった確認の意味でも見たかった。
この日は音楽を柳下美恵さんというピアノ伴奏のかたが生演奏をするという。
バージョンはいくつかあるのだが、予定の60分の35mmフィルム上映がキャンセルになり、代わりに106分のデジタル素材上映になった。(これはきっとクライテリオン盤と同じマスターですな。)
微妙だった辺りをプロの字幕で確認出来たのはなにより。
ところで、この日の感想をうっかりツイッターでつぶやいたら
柳下美恵さん本人からコメントを頂いた。(あー、ビックリ)
話を伺うと、キチンとしたスコアがあるわけじゃなくほとんどはアドリブなんだそう。
一部(野原で3人が唄っているシーン)に
スウェーデン民謡を取り入れているということでした。
なるほど、そういう工夫をしているんだね。
ただ、正直言うとクライテリオン盤の伴奏の方がエモーショナルで好みかも。
もっとも最初から収録予定で作曲されたものと、一回限りの即興演奏を単純比較は出来ない。
柳下さんもクライテリオン盤は当然知っていて、「
究極のストイック。冒頭の叩く音の音色が変わる繊細さがたまりません。」とのこと。
両バージョン収録で国内盤が出ないかなぁ…。
『パルメ』
1986年、現職のスウェーデン首相暗殺事件が起きた。
このオロフ・パルメという政治家の生きた時代とはいかなるものだったのか?
激動のスウェーデン史を彼の人生と共に紐解くドキュメンタリー。
いまや当たり前のように使われる「
ストックホルム症候群」も彼の時代。
そこはなんとなく推測がついても、一政治家であるパルメ首相が事件解決の先頭に立っていたとは知らなかった。
スウェーデン国内では評価は真っ二つあるのだそうで、出きる政治家にありがちなイメージに思える。(最近の日本の政治家でこうしたドキュメンタリーが作られそうな人物っているのかね?そこを考えただけでもパルメの人となりが推し量れそうなもの。)
暗殺される政治家の大半は魅力的で、ろくでもない政治家は民衆に引きずり降ろされるのが世の通例じゃないかしら?
南アの大統領だったネルソン・マンデラ氏が先ごろ亡くなったが、悪しきアパルトヘイト政策に反対意見を<白人の指導者>としていったい誰が先に手を上げたか…。
けっして大国ではないスウェーデンが米ソという超大国相手に、一歩も引かず自身の信念を貫き通す姿は確かにカリスマ性を感じる。
挿入されるプライベート・フィルムも当時のスウェーデン史を知る上でも役立ったと思う。
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