普段よく聞く音楽はほとんどが海外バンドものだが、ごく僅かに日本アーティストも聞きます。
その数少ない一例がこれ。
日本が誇る
“妖怪”ヘヴィメタルバンド陰陽座のベスト盤の第二弾が、つい先日発売。
タワレコ渋谷で知らずに購入したら、ライヴイベント券がついてきた。
実は知る人ぞ知る渋谷店の階下には天井の低いライヴホールがある。
彼らのライヴを生で聞くのは初めて。
この手のイベントものなので、時間は短いのは予想がつくけど、会場も入ったことがなかったので、興味津々で行ってみることに…。
整理券順に階段をぐるりと並び、吸い込まれるようにイベント会場にワラワラと…。
開始時刻までのBGMは
キング・クリムゾン(REDとか墓碑銘とか…)が流れていた。
いよいよ時間となり暗転するとアブドーラ・ザ・ブッチャーの入場曲としても知られた
ピンク・フロイドの「吹けよ風、呼べよ嵐」と共にメンバーが配置につく。
これは今回のベスト盤に書き下ろしの新曲が2曲ついていて、その一つと曲名が似ているためのお遊びだろう。
まさしくライヴはその曲(
吹けよ風、轟けよ雷)から始まった。
曲が終わると瞬火の軽妙なMCでどっと客を掴む。w
選曲は、もちろんベスト盤に収録されている曲からのチョイスだが、中でも人気曲が並んだと思う。
2曲目は、「
組曲「鬼子母神」〜徨」。
知っている人には不要だが、見た目は時代劇風のいでたちで怪しげなコスプレみたいに見えるかも知れないけど、音楽的には至ってまとも、王道といってもいいヘヴィメタルを追求している。
まぁ、80年代のHR/HMにベースがある印象だね。(起承転結のハッキリした曲構成、ツインギターのハモリとかギターソロとか今時あまり聞かないもの。)
構成は男女ツインヴォーカルとツインギターにベースとドラム。
特色は女性ヴォーカル黒猫と男性ヴォーカル瞬火(ベース兼任)の絡みだろうか。
伸びやかなソプラノヴォイスと男っぽい音楽とのマッチは、いまでこそ世界的にも珍しくない(Nightwish、Evanescence、Within Temptationなどなど)けど、彼らのデビュー当時はそうでもなかったのじゃないかな?
黒猫の声はCDと同じように良く出ていた。ちっちゃくて可愛かったですよ。(隣の瞬火が180以上あるから余計に…)
続いて「
組曲「鬼子母神」〜鬼拵ノ唄」が披露され、いかにこの曲が収録されたコンセプトアルバム『鬼子母神』に思い入れがあるかを感じる。
ここでもう一つの新曲「
生きもの狂い」が演奏される。
もうね、この世は「死に物狂い」では生き延びられないのだそうな。(笑)
彼らの歌詞は基本的に日本語…それも古語を中心に書かれているので、アルバム名や曲名が読めない(恥)ということもシバシバ…。(ちなみにメンバーは全員猫がらみ)
残り少なくなった後半は一気に人気ナンバーで畳み掛ける。
「
蒼き独眼」から続いてアニメ『バジリスク』でファン層を広げるきっかけになった(何を隠そう私も存在こそ以前から知っていたけど、聞くきっかけになった曲)「
甲賀忍法帖」。
ラストは「
喰らいあう」。(やっぱり!)
この曲のタイトルにもなっているサビ部分はCry Outを意識しているよね。(笑)
まぁ、海外での公演も多いようだし、発音が似ている方が歌いやすいでしょう。
あっという間の40分。(ほぼ想定時間内)
アンコールを求める観客は帰らないが、しばらくしてメンバー再登場。
一堂どっと沸き立つが「普通のライヴ会場じゃないから無理なんです。これ以上やると(タワレコの人に)怒られるんです。僕たちも“大人”なんで…(笑)」ってことでお開きでしたが、やはり食い足りない!!
年末にライヴツアーがあるって話をしていたけど、チケットの売れ行きはどうなのかな?
きっと冒頭のSEと一曲目はこれと同じなんだろう…とにらんでいるけど。
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