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2013年12月02日16:49

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855 専用鉄道の控車

写真1は22の牽く土砂運搬列車、写真2は控車1972/5/6貝島炭鉱専用鉄道。
貝島炭鉱は露天掘りを行っていましたので、採炭跡に残った大きな穴は近くの採砂場で採った土砂で埋め戻しを行っていました。蒸気機関車22号はバッファーとピンリンク式連結器を付けていたので、国鉄の石炭車(セムやセラ)を牽くために前後に控車を連結して、3輌一組で運用されていました。所が写真1の後方に見える古い土砂運搬用ホッパー貨車はピンリンク式連結器を装備していたので、またまた連結器アダプターとなる控車を連結していました。写真1では左側(末尾)から下記のようになります。
(自動連結器-柵付き控車-ピンリンク式連結器)+(ピンリンク式連結器-ホッパ貨車-ピンリンク式連結器)が3輌+(ピンリンク式連結器-控車-自動連結器)+(自動連結器-控車-ピンリンク式連結器)+(ピンリンク式連結器-22号蒸気機関車-ピンリンク式連結器)+(ピンリンク式連結器-控車-自動連結器)。
つまり ヒ+セム+セム+セム+ヒ+ヒ+22+ヒ→先頭 でした。

写真3は神戸製鋼所尼崎工場の列車、1977/5/8。
重いビレットやシートバー(鉄鋼製品の中間材料)を積みこんだ貨車とB-Bディーゼル機関車に控車?の編成です。ここは国鉄と線路が繋がっていない孤島のような線区で、走行区間も敷地内の工場を結ぶごく短いものでした。

追加の写真と記事は http://satoyama.in/auto/sharyo/auto895.html をご覧下さい。
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