『
マラヴィータ』
原題にThe Familyとあるように<ある家族>にまつわるお話。
ただ、この家族はとんでもない一家だった。
製作総指揮・マーティン・スコセッシ、監督・リュック・ベッソンとあるように米国と仏国の合作。
『巴里のアメリカ人』という映画があったが、さしずめこれは
『ノルマンディーのアメリカ人』というべきか。(笑)
ある日、ノルマンディー地方にデ・ニーロを家長とする一家がアメリカから引っ越してくる。
ワケありなのは一目瞭然で、“古い知人”のトミー・リー・ジョーンズの役回りが判明するとこの世界の設定は解ける。(チラシや公式サイトには全部書いてあるので秘密でもなんでもないけど…。)
ノルマンディーといえば歴史に名だたる上陸作戦が行われた地。
まさに米国から仏国へ<上陸>した彼ら。
しかし何をするにも<やり過ぎ>である。ともかく
家族全員“沸点が低い”のが特徴で、妻のミシェル・ファイファーのキレっぷりが最高。(笑)
デ・ニーロ扮する父親が「職業は小説家」と偽ったのが元で、地元民と見るハメになった映画にニヤリ。
シネフィルネタも含め製作総指揮・マーティン・スコセッシの存在自体がクローズアップされる瞬間。
米国と仏国の文化・習慣のギャップなどがユーモラスに描かれる中、やがて
彼らに「D・デー」が訪れる。コメディなので都合よく展開するのはいいとしても、バトルは近隣の住民にはたまったものではないな。“落とし前”のヌルさなど気がかりな点も残る。
娯楽映画ゆえしかたないかも知れないが、最後は窮屈なところに収まった印象も…。
(もしかして続編を作りたいのか?)
邦題は、この家族の中で唯一<経歴>が変わらないものの名前。
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街はすでにクリスマス気分…。


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