831 お洒落なサルンポヮク

学生時代の友人の息子さんが、ギャラリーで個展を開かれました。場所は大阪府北部の箕面（ミノオ）にある、とってもお洒落な東洋風？というか、都会の古民家改造風（写真1）喫茶店。１階が喫茶室、2階がミカリ・ギャラリー。2階の床は写真3で見られるように、古い小学校の木造校舎にある廊下風の古材。木でできた窓枠（写真2）からは隣の似たような建築様式の雑貨店が見えます。建築のコンセプトが同じなのは経営する人が同じだからでしょう。

BGMは綺麗なお嬢さんが演奏する写真3のアイリッシュ・ハープ。お客が少ない静かな白い部屋で古いアイルランド民謡などを聴かせてくれました。

並んでいる水彩画はヨーロッパの古い家や教会、山並みなど。彼は白い抽象画が専門と思っていたのですが、全く別の一面を発見して驚き・・・というか私でも理解できる世界も描いているのだと一安心。作品のお値段は・・・・ちと年金生活者の私には手が出ません、絵ハガキでガマンでした。

喫茶室で階段から漏れてくるハープの美しいイギリス民謡、窓の外で影を投げかけている涼やかな緑の木立、45年前からの古い友人、古い骨董品についてのおしゃべり、美味しいブルーベリーの自家製シャーベット、香り高い珈琲。ゆっくりとした素敵な時間の流れでした〜。