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2013年09月06日01:33

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『Chained』

『Chained』

 親が偉大だと子どもにはどういう影響が出るのか?
心理学者なら面白い解釈が出来そうなジェニファー・リンチの映画『Chained』。
いわずと知れた父はカルト的人気を誇るデヴィッド・リンチ。

 これまで何本か映画を作っているようだが、いずれも未見。あせあせ
父親の影響を受けていないといったら嘘になるだろうが、もがき苦しんだこともあるのか?
この映画を観ると父親との関係は健全だったのか…など邪推したくもなる。(苦笑)

 幸せそうな親子三人の一家に降りかかる不幸話で、母と息子を拉致した猟奇殺人者はなぜか小さな息子だけは生かしておいて、<ラビット>と名づけて身の回りの雑用ががりにさせる。
タイトルの『Chained』は、普段この子が鎖でつながれているから来ているが、これはワケもなく突然訪れる<不条理な不幸>や<自由がなく鎖につながれている>のが当たり前な世の中であることのメタファーなのかと感じたりもしたが、どうだろう。

 毎日、暴力で調教されて育つ<ラビット>が不憫であるが、割とありがちなホラーものとして進展する。
ただ、最後のオチに一ひねりがあり、父親であるデヴィッドに向けたメッセージなのかと勘ぐりたくなる。
もしかしたらものすごくプライベートな作品なのかな?(笑)
…完全なるフィクションであって欲しいけど。

 撮影がよい。アングル、構図共に「おっ」と思わせる瞬間がある。映画
シリアルキラーのオッサンと<ラビット>との距離感の見せ方なんか(多少あざといけど)手馴れた印象を受ける。

 オッサンのトラウマがフラッシュバックで挿入されるけど、後にそのシーンの意味が良く分かる。なるほど!負の連鎖は止まることを知らないのだ。(タイトルの意味はここにもある)

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日本公開未定
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