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2013年09月02日22:49

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828 オーケストリオン

私が所属しているオルゴールのクラブから機関誌が送られてきました(写真1)。今回は自動演奏できるパイプオルガンから派生したオーケストリオンという楽器の特集号です。表紙はアメリカのコレクターが蒐集している楽器で、コレクションハウスの階段の踊り場に設置されたドイツのインホフ・ムクラ社製オーケストリオン、作られたのは100年ほど前です。

ピンを打ちこんだバレル(木製のゆっくりと回転する円筒)に音楽信号が記録されていて、パイプオルガンと各種のパーカッションが演奏されます。賑々しい外観とは裏腹に、けっこう落ち着いた優れた音楽を聞かせてくれます。

写真2はアメリカのニュ−ヨークにある名門社交倶楽部ジョッキークラブに設置されていた大きなインホフ・ムクラ社製オーケストリオン、椅子の大きさと比較するとその規模が良くわかります。写真3は日本で見られるやや小型のオーケストリオンの一例で、扉を全て明け放って中の構造や動きがわかるようにしていました。

普通の民家に置けるオルゴールとは異なり、躯体が巨大なので個人のコレクションには馴染めないものです。音もでかいので小学校の雨天体操場ぐらいの容積の部屋が無いと耳に応えます。
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