本日は9月1日防災の日。
大正時代の関東大震災日であることに由来する。
今年は発生から90年ということで、ここしばらく特集番組も多い。
NHKスペシャル「MEGAQUAKE 巨大地震」も力が入っていて、
昨夜は関東大震災をデータと再現ドラマで見せていた。
(震災を早くに予言したことで不遇となった今村博士を演じた
北村有起哉さん、良かった!)
先日ようやく観たアニメ映画『風立ちぬ』の冒頭で、
手描きアニメで再現された大震災の場面は圧倒的だった。
為すすべもないすさまじさに打ちのめされてしまう。
もちろんその感情には、2年半前に目の当たりにした
東日本大震災の記憶が投影されている。
人間の無力さを思い知らされたあの日。
ちょうどこのタイミングで、
明日からの『あまちゃん』は震災日以降を描く。
昨日の回、まさにそれが起きる数時間前の様子が描かれ、
もう本当に心がざわついてしまった。
いろんなことが好転して、ああこのまま行けば幸せなのに、
何故今なの?どうしてここでなの?といてもたってもいられない気持ち。
でも確かにあの時、直前まで誰もそんなこと予測していなかった。
皆、昨日と同じ今日、今日と同じ明日が来ると信じて動いていたのだ。
”それは、突然やってきました”
予告で流れた春子さんのナレーション。
電車に乗って東京へ向かおうとしていたユイちゃんはどうなるのか。
心ざわめきつつ、それでもクドカンを信じて明日を待つ。
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