『
セイフ ヘイヴン』
ヒロインは<何かをしでかして>警察官から逃亡する。
そこにはどんな秘密があるのか?
警官は執拗に彼女を追い回すのだが…。
『メッセージ・イン・ア・ボトル』『きみに読む物語』の
ニコラス・スパークスの原作を『マイ・ライフ・アズ・ア・ドッグ』『ギルバート・グレイプ』の
ラッセ・ハルストレムが映画化。
傷ついたもの同士のラブロマンスをミステリータッチを交えて描く。
タイトルの
<セイフ・ヘイヴン>とは安全避難所を指す言葉。
ボストンからサウスポートに逃げてきて、暖かな人たちに接し次第に心を開いてゆく<ケイティ>。
特にシングル・ファーザーのアレックスとの出会いは大きく人生を変えることになる。
本心では再出発を望んでいるケイティとアレックスは共に心に闇を抱えて生きている。
ここまで聞くとありがちな話に思えるが、問題は<
なぜ逃げているのか>ということだ。
愛らしい子供の存在や小道具の使い方、それにサウスポートの美しい景観もあって、凡庸に陥りそうなのを避けている…とはいえ、さほど<特別>とは思えない。
ラッセ・ハルストレムも<便利な監督>になってしまったのかと、少し悲しくなりかけた…。
だが、その瞬間にしてやられた。思えば一人だけ“パズル”にあてはまらない存在がいたのを思い出す。
役割に気がついたとたんに、
ヤ・ラ・レ・タ。
格別に深いものを教わったりはしないけど嫌いになれない、この感じ。
10月26日より公開
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