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2013年08月22日13:53

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825 無蓋車の廃車

鉄道模型で田舎の古い機関区を再現しようとした場合、もう使われなくなった廃車を再利用した小屋の類を敷地の片隅に置きたいものです。有蓋車とか客車は良く見られるのですが、無蓋車の廃車再利用はとても珍しいことです。こんな古くて損傷しているモノに美を見出すとはテツはやっぱり少し頭のネジがゆるんでいるのでしょうか?

写真1は西濃鉄道の無蓋車廃車体、1966/12/26美濃赤坂機関区。
写真を拡大してみると側板に形式ト20、台枠にト26?と標記されています。西濃鉄道が戦後大量に払下げを受けた元鉄道省の初代ト1形です。本線とはつながっていない短いレールに乗せられていて、物置にでもなっていたのでしょうか。

写真2は北沢商店専用鉄道の無蓋車廃車体、1969/9/1浜田機関区。
模型マニアが喜びそうな風情のあるトですね、傾いたハンドブレーキ、片方だけ下ろされたアオリ戸に注目してください、かなり破損しています。もう床板が失われていて、背の高い雑草や潅木が床を突き抜けて生えています。左側はレールに乗っていないので、傾いていました。

写真3は貝島炭鉱の無蓋車廃車体、1972/5/6貝島炭鉱二坑機関区。
片方の妻板がフラットカーじゃないよと主張しています。連結器や車輪は失われていて、古枕木を組み上げた台に車体が載せられています。

追加の写真と記事は http://satoyama.in/auto/sharyo/auto866.html をご覧下さい。
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