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2013年04月03日00:05

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3月に観たもの

3月のなんと慌ただしく過ぎ去ったことか！
『モーツァルト』書き起こし＆参考資料調べだけでも忙しかったのに、
ナポレオン関連本も読まなくちゃならないし、
東京芸術劇場周辺のチェックも怠れないし、
清盛ファイナルパーティはあるし。

あれよあれよという間に桜も満開になり、
ちょうど企画していた『薄桜記』ロケ地めぐりと重なって、
レポを書くためDVDを見返したら、再び典膳さまに魅入られ、
さらに『組！』ロケ地ともいろいろ重なることに気付き、
これまた久々に見返したら、とまらなくなってしまい…

もう3日あまりでモントロン伯に逢えるというのに、てんやわんや。
でもインタビュー記載の『シアターガイド』5月号はもちろん購入！
9歳、17歳、30代、50代のモントロンを演じるということ、
彼が「こんなにしゃべるのか！」と思うほど台詞が多いというのは、
本当に楽しみ♪
それまでにせめて茨城ロケ地めぐりを完成させたいなあ。
感想を書けなかったものは、あとで追記予定。

＜ステージ＞
・ノートルダム・ド・パリ（シアターオーブ）　3月2日
http://www.harmonyjapan.com/ndp2013/index.html
勤務先のおかげでかなりの割安チケットが入手できたので観劇。
サントラ盤を聴きこんでなじんでいたナンバーの数々は素晴らしい。
でも予想以上にシンプルなざっくりしたつくりで、
衣装が簡素な着たきり雀だったのは物足りず。
なんといっても同じこの場所でゴージャスな衣装と舞台装置の
『モーツァルト』を観た直後なだけに、格差を感じてしまう。
カジモド役がやはり良い。語り部役のグレゴワールの歌も素敵だった。

・劇場版マサ子の間男～ある小男の一生～（シアターブラッツ）3月11日
http://jimi-company.digiweb.jp/next.html
役者さんそれぞれの個性を十二分に生かした
なんともシュールな味わいが絶妙！クセになりますね。
個人的には、ほんのわずかな登場ながら、
天辺さんが『ボレロ』を踊った！というのが一番の衝撃。
ベジャール振付のあのボレロ、大好きなので。
黒いドレスとヴェールでの『瀕死の白鳥』も優雅。
あと、神保良介さんと高木稟さんの同時通訳ふう掛け合いも何気に好き。

＜イベント＞
・清盛ファイナルパーティー（東京大学福武ホール）　3月17日
①http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1896263262&owner_id=949383
②http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1896392231&owner_id=949383&org_id=1896263262
③http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1896699091&owner_id=949383&org_id=1896392231
*続く

＜映画＞
・横道世之介（池袋シネリーブル）　3月20日
http://yonosuke-movie.com/
これ大好き。笑っちゃうけど、切なくて、じーんとくる作品。
世之介、好きだなあ。ちょっと知ってる子に似てる。
事前に情報を入れないようにしていたので、
出てくるひとたちもちょっと意外で、でもみんな魅力的だった。
池松くんがもうこんな役が出来るとは。綾野くんもイイ。
井浦新さんもかくし味的な登場。
でもなんといっても高良くんが気持ちいい。
彼はエキセントリックな役をあてられることが多いけれど、
私はこの監督の『南極料理人』のナイーブな彼が大好きだったので、万歳です。
もちろん、恋人役の吉高由里子ちゃんも素晴らしかった。
嫌味なひとが誰もいない。幸せな映画だ。

＜展覧会＞
・ポール・デルヴォー展　夢をめぐる旅（埼玉近代美術館）
http://momas.jp/exhibitionguide/exhibition/%e3%83%9d%e3%83%bc%e3%83%ab%e3%83%bb%e3%83%87%e3%83%ab%e3%83%b4%e3%82%a9%e3%83%bc%e5%b1%95/
久々にあの独特な、目の大きな夢のような女性群に魅了された。
そのまま山岸涼子だとか、少女漫画につながりそうなモチーフ。
駅や神殿のような建物、リアルな存在感の植物もみな心惹かれる。
デルヴォー自身が所蔵していた鉄道模型やオイルランプなどが、
それが描きこまれている絵のそばに展示されていてとても良かった。
ことに優美な手鏡が素敵。

・夜明けまえ（東京都写真美術館）　3月13日
https://syabi.com/contents/exhibition/index-1801.html
諸般の事情で、午後休みを取っていったところ、
チケットカウンターで洋装土方ポストカードをいただけてびっくり！
あとで調べたら、この日からプレゼント開始だったらしい。ラッキーだった。

・アーメン・ブルーメンフェルド　美の秘密
（東京都写真美術館）　3月13日
https://syabi.com/contents/exhibition/index-1803.html
今見てもまったく古びていない、斬新でシュールな作品の数々。
色もかたちも綺麗でわくわくした。
昔のファッション誌の志の高さよ！

・きものの文様（文化学園服飾博物館）　3月13日
http://www.bunka.ac.jp/museum/text/kakotenji.html
最終日前日に滑り込みセーフ！
ここの展示はいつも素晴らしい。
季節の植物も、幾何学模様も、どの意匠もその奥深さに感じ入り、
矯めつ眇めつ眺めてしまう。日本に生まれて良かった。

・北斎冨嶽三十六景（江戸東京博物館）　3月28日
http://www.edo-tokyo-museum.or.jp/exhibition/feature/2012/03/index.html
全部一度に観たのは初めて。やはり北斎は構図がすごい。
こんなに多彩な視点で楽しめるなんて人間業とは思えない。

＜街歩き＞
・新宿内藤町　　3月16日
http://fumibako.blog54.fc2.com/blog-entry-175.html

・茨城ロケ地めぐり　3月22日

『薄桜記』茨城ロケ地へ
　http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1896911172&owner_id=949383
①弘経寺（『薄桜記』丹下家墓所）
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1896932265&owner_id=949383&org_id=1896911172
②安楽寺（『陽炎の辻』シリーズ、『新選組！』第3回）
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1897242997&owner_id=949383&org_id=1896932265
③坂野家竹林（『陽炎の辻』シリーズほか）
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1897617778&owner_id=949383&org_id=1897334175

*続く

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