mixiユーザー(id:25722248)

2013年02月27日21:10

2 view

動力分散方式の【黄金比率】


  ここで一つ、ディープなネタを。
よく、【黄金比率】という四字熟語が使われたりしますが、これは「理想的な比率」を意味するものだったりします。電気鉄道の世界では「電動車比率」という語句が使われますが、「MT比の黄金比率」について触れるのであれば、それは「動力客車6割対付随客車4割」であるものと思っています。実際にこのような比率が取られているのはE233系であり、地下鉄でも少し昔までは当たり前の如くこの比率となっていました。
  電動車比率を引き上げれば引き上げるほどに走行性能もよくなりますが、高くとりすぎると電力消費量がかさみすぎてしまうことがあり、かといって低くとりすぎるとダイヤの足枷になりかねません。


  省エネを考慮するのであれば、電動車比率を五分五分(半々)にしても構わないものがあり、動力客車1両あたりのモーター積載個数も4個で且つモーター出力が高ければ何も問題はありません。

1 0

コメント

mixiユーザー

ログインしてコメントを確認・投稿する