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2013年02月06日16:30

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778 メルモードのオルゴール

遅れていたオルゴールの愛好家団体MBSI 日本支部の機関誌「自鳴琴」46号(写真1)がやっと完成し発送! 今回は目標(2012/11)よりも2カ月遅れ〜。原稿料無しで原稿、もとい御玉稿や麗しい写真を提供して下さった心優しい会員さん達に感謝。

私は45号からの2回連載でメルモードの大型シリンダー交換式オルゴールに関する記事を翻訳して掲載しました。訳文は2回で32ページにもなる大作、原文は本部の機関誌を丸ごと1号分占拠(28ページ)していました。

写真2と3は記事で取り上げられた長さが24インチ(60センチ)もあるシリンダーを使用する豪華版で、スイスでもこれほど大きなオルゴールを多く作っていたのはメルモード・フレール社とベーカー・トロール社だけです。オルゴールと交換用シリンダー1ダース、相応しいキャビネットのセット価格は4,000ドルぐらい、金の値段を参考に現在の価格に換算すると800万円近くになります。

現代の高級オーディオセットや車だと、もっともっと高価なのが売られています。数年前にアンティークとして販売された例ではシリンダーが3本しか付いていなかったのですが、30,000ドル程度であったと記憶しています。

庶民の私には到底手が出ないモノ、めったに市場に現れないモノ、ひと時の夢を見ながら翻訳作業を楽しみました。
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