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2013年01月27日11:43

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772 阪急電車 5 96

写真1は90形95、1966/7/16神戸線園田駅側線。

写真2は96形96、伊丹線伊丹駅。
1963年頃の阪急伊丹線の終点伊丹駅です。現在の立派な高架駅とは違って田舎の終着駅でした。写真3のようにプラットホーム有効長が17mの96形2輌分しか在りませんでした。ブローニー判で撮影したので、写真のように中央部分をトリミングすることができました。

写真3は96形97、伊丹線伊丹駅。
1940年に加越鉄道(後に富山地方鉄道を経て加越能鉄道加越線、1972年廃止)から小島栄次郎工業所(有名な車輛ブローカー)を通じて阪急電鉄へ中古客車が2輌譲渡され阪急西宮工場で電車として整備、96形96と97として就役しました。90形と同様に今津線や伊丹線で運用されていました。
1937年に日中戦争が始まり物資不足と経済統制の為に阪急電鉄のような大手私鉄でも車輛増備は困難になって来ました。その為に今では考えられないことですが支線区用の増備車輛は新車でなくて、地方私鉄の中古客車改造でも仕方が無かったのでしょう。

複雑な経歴などは http://satoyama.in/auto/sharyo/auto824.html をご覧下さい。
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