TOKYO FILMeX 2012 第13回東京フィルメックス
諸々の都合で今年のフィルメックスは3本だけ…。
開会式をキチンと見たことはなかったかも?と思いながら席に着く。
今年はSABU監督が審査委員長を務めます。(向かって右から二人目)
本当はあと一人審査員が来る予定らしかったけど、フライトスケジュールの都合で開会式に間に合わなかったそうです。
(でも、コンペ作品は見ないのだ。)
『3人のアンヌ』
異国にて言語が分からず意思疎通が出来ないもどかしさを劇中劇でオムニバス的に語ったユニークな作品。
韓国の海辺の町モハンを舞台にそれぞれ異なる<アンヌ>が繰り広げる出来事を映画のアイディアを綴るように描く。
それぞれ置かれた状況は違ってもキーワードとなる事柄や登場人物は似通っている。
<
平行世界のアンサンブル劇>という言葉があれば、近いかも?
ホン・サンス作品がしばしばロメールと比較されるのは分かる気がする。
終始とりとめのない会話で展開し、役者の距離感やまとわりつく空気の感じがそう思わせるのだろうか。どこまで計算された脚本なのかは分からないが、即興性を感じる。
毎回登場する
コメディリリーフ役の<ライフセーバー>がいい味を出していて、彼が登場すると空気がガラリと変わる。
青、赤、緑と話ごとにワンピースの色を変えているのがミソだろうが、意図するところが掴みきれない。
今回、ホン・サンス監督はイベントなどを通じて知り合ったというフランス女優イザベル・ユペールを主演に据える。
大物を配することで作品に重みがでていると思われる。
ホン・サンスは本作で変わった実験をしていて、曰く<
映画ならではの実験>らしいが、確かに劇中劇という枠組みを使いながら<はみ出す自由さ>は他の媒体では表現のしようがないかも。
実験作ゆえのまとまりの欠如は感じるが、狐につままれたようなエンディングも他の人には出せない味かもしれない。
(2013年初夏 シネマート新宿、シネマート心斎橋にてロードショー決定)
上映終了後に監督とのQ&Aがあったが、隣の人のデジカメ画像がチラリと見えてビックリ!
ズーム機能がまるで違う。
うちの精一杯の拡大と比べ物になりません。
…新しいのが欲しいなぁ。
ちなみに今年はプログラムを購入するとバッグがついてきます。
(数量限定?)
agnis b.とのコラボですね。所有する唯一のagnis b.ブランドのもの〜(笑)
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