週末のお出かけと繕い物

来年2月公演のビッグニュースに気をとられつつ、
あと10日に迫った『tick,tick...BOOM！』にも照準を合わせ、
心浮き立つ9月だけれど、このところ突然の雷雨など天候不順。
でも雨の打ち水が効いたのか、今日あたりはだいぶしのぎやすくなった。

＜週末のお出かけ＞
土曜日は名古屋から観劇のため上京した友人を案内して、
NHK放送博物館、愛宕神社
http://www.nhk.or.jp/museum/access.html
→中目黒の岩茶房でランチ・お茶
http://www.gancha-bou.co.jp/main.html
→代官山方面に登って旧朝倉邸見学
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/est/asakura.html
→南平台町を経由して渋谷駅へと下る
という日本情緒+無国籍エキゾチック風景コースを歩いた。
ガイド役は久々だけど、自分でコースを組み立てて歩くのは楽しい。

日曜日は松之木天辺さんの『納涼☆岸田今日子ナイト』へ。
（昼の部だったけど）
http://teppormation.blogspot.jp/2012/08/blog-post_25.html
四谷三丁目付近のこのあたりは起伏もあり史跡も多くて、
何度かお友達を案内したなあ、と思い出す。
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『子供にしてあげたお話　してあげなかったお話』
『大人にしてあげた小さなお話』より
・モノオペラ『鏡』
・１人芝居『香港の黒豚』
・朗読『うさぎごころ』
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お店のなかのちいさなステージのうえ、
天辺さんは目の前で衣装を身につけ、化粧をし、
白雪姫の継母のお妃さまや白雪姫になったり、
次には地味めなスーツと鬘とパッチン留めで、
小学校の先生になったり。
ブラックなお話ばかりだけれど、
ユーモラスな語り口と誇張された動きが楽しく、
チャーミングで素敵だった。

＜繕いもの＞
このところ久しぶりに”縫物の神様”が降りてきたようで、
せっせせっせと繕い物をしている。
縫物はもともと嫌いではないし、ものを作るのは好きなのだけど、
やる気がおきないと何年もそのままになっている。
でも時々、何かが降りてきたみたいに、かかりきりで没頭してしまう。

愛用しているバッグは布製が多いので、
使えば使うほど持ち手が擦りきれ、あちこちほころびる。
放っておくとボロボロになってしまうので、
似た色のバイヤステープでくるんだり、
上から当て布をして細かく糸でかがったり、修繕が欠かせない。

ちょっと大変だったのは、亡き祖母の日傘。
モダンな可愛い柄で大好きなのだけど、
何せもう50年くらいたっているので、布も糸も弱っている。
アイロン付けの補修布を端にはりつけて、かがり直した。
修繕は手間暇かかることだけれど、好きなものは守ってゆきたい。