『
サニー 永遠の仲間たち』
もしも人生のタイムリミットが迫っていたら、誰に会いたいだろうか。
家族、恋人、恩師?…それとも。
韓国では口コミで大ヒットしたというガーリー・ムービー。アラフォーであっても<ガーリー>だ。(笑)
仲間のために、かつての仲良し7人組を探し出す中で知る人生の紆余曲折の重み。
再び<仲間の力>を結集。
幅広く普遍性もある内容だろうが、おそらく
時代性、地域性、性別など共通項目があればあるほど共感できる映画なのではないか。
チームプレイの有名な言葉に<ワン・フォー・オール、オール・フォー・ワン>というのがあるが、まさにそれを地で行くチーム仲のよさが見て取れる。
(脱線するが、この言葉「一人はみんなのために、みんなは一人のために」 という意味ではなく、最後の<ワン>は<勝利>の事を指すそうな。
つまり「一人はみんなのために、みんなは勝利のために」 ということらしい。)
かつて未来を夢見た少女たちの姿と現在のリアルな姿が時空を超えクロスオーバーしながら描かれるのはありがちな発想とはいえ、随所に独自の演出が見られる。
’80年代の政治的背景もスパイスとして効いていて、話に奥行きを持たせている。
当時の韓国事情を知らないまでも衣装や音楽にはノスタルジックさが感じられ、またエネルギッシュさには圧倒される。(子供のけんかに“参戦”はいけません。…苦笑)
若い頃とアラフォーをそれぞれ演じる女優たちが<雰囲気が似通っている>のはナイスキャスティング。
若き<ナミ>を演じるシム・ウンギョンの屈託のない笑顔が印象的。
また、小西真奈美を髣髴とさせる若きモデル時代の美少女<スジ>役ミン・ヒョリンに胸がときめく男子も少なからずいるのでは?(笑)
ただ、抱える問題解決の方法が気に入らない。
ご都合主義とまではいわないけど、やや強引に思えてならない。
それに人一倍芯が強いと思われる<スジ>の性格設定にブレがありはしまいか。
回収し切れていない伏線のモヤモヤが後を引く。
ところで、鑑賞したのはヘッド館である「ル・シネマ」。
いくら平日とはいえ、公開3日目なのに
観客が10人程度しかいないのはヤバくないか。(汗)
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