『
ダーク・シャドウ』
いかにもティム・バートンが好きそうな、かつ描きそうなゴシックファンタジー。
これで何度目のタッグになるのか不明だが、相変わらずジョニー・デップはこういう世界と相性が良い。
66~71年にかけて放送されたという同名テレビシリーズを元にしているらしいが、バートンの手にかかれば一目見て<バートン・ワールド>と分かる。
衣装や美術セットに限らず、フリークス愛を感じる演出にもいかんなく発揮されていると思う。
時代設定を1972年にしたのは、テレビシリーズの終了が1971年になっているためか。まるで「続きですよ」といわんばかり。
200年ぶりに目が覚めて、居場所のないマイノリティーという設定も、いかにもバートン映画らしいではないか。
風呂敷のたたみ方も<フリークス愛>を感じさせて納得のエンド。
監督の愛妻へレナ・ボナム=カーターはじめ、ミシェル・ファイファー、クロエ・グレース・モレッツ、エヴァ・グリーン、ベラ・ヒースコートと出てくる女優陣が皆さん美人ぞろいなのも男性には(?)眼福もの。
当時を彩る懐メロがなじみのある世代には郷愁を誘うが、せっかく<
ご本人登場>してもシアトリカルな演出で知られる某ロック・スターの日本での知名度は今ひとつのため場内が沸きあがらずに残念でした。
しかし、
エヴァ・グリーンが<エリカ様>に重なって見えたのは私だけではあるまい。(笑)
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