備忘録、
第24回TIFF
『サブマリン』
なんとも奇妙なテースト。いわゆるサブカル色が強く、カルト映画に分類されるだろう独特の切り口で見せる青春ラヴコメディ。
オモシロイ映画は開始10分でわかるが、オカシナ映画は開始1分でわかる。(笑)
15歳のマセた童貞少年オリヴァーが風変わりな少女ジョルダナに恋をするのだが、家庭は崩壊の危機でそれどころではない状態。両方の問題に板ばさみになりながら、それらの解決に奔走するオリヴァーの姿をおバカでありながらキュンとなる甘酸っぱさと笑いで包んで見せる。
監督はカサビアンなどのPVで知られるリチャード・アヨエイド。
わざと粗い粒子のフィルムで見せたり、手持ちカメラとわかる撮影をしたりとトリッキーさをちらつかせる。この辺にPVの経験が生きていると思われる。
誰も突っ込まない“とぼけた味わい”とシュールでブラックなユーモアがたまらない。
さすがモンティ・パイソンを生んだ国の映画だけのことはある。
とにかくこのオカシサは「見てください」としかいえない。
感情を一切見せない少年の眼光がブ・キ・ミ。(笑)
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