久々に良い陽気の休日なので洗濯掃除にはげんだけれど、
午後になるとどうにも気になって、ついつい足はNHKへ。
望み薄と思いつつ、もしや撮りこぼしの場面をやってたりしないかな、と。
頼長クランクアップの確証が持てないので、なんとなくあきらめがつかないのだ。
祝日のわりには見学者の数はそう多くないようだったが、
モニター前にKさんも居た。ご同輩!(笑)
少し前から見ていた彼女によれば、
私が着く前に撮っていたのは第21回、平氏の館の場面。
本番ではなくリハか準備の時に、スタッフの持つ台本が大写しになり、
第21回のタイトルが「保元の乱」と印刷されているのが見えたとか。
それは重要な情報!感謝感謝。
3月15日に彼女が見たという夜討前後の頼長場面も第21回だったというし、
保元の乱の勃発は第21回なのだろう。
もちろんその回だけで終わるわけではなく、
2〜3回にわたってその顛末が描かれるのだろうけど。
今日の最初の撮影は、その保元の乱の戦いの場面ではなく、
その時の平氏の館がどんなふうだったかを描いていたらしい。
盛国は戦場には出ず、清盛の留守宅を守っていたそうな。
私が着いた時には、第20回のシーン21を撮影していた。
少し落ち着いた風情の清盛と時子(すでに清盛夫人)が並ぶ座に、
綺麗な紅い衣装を着た公家方と見える娘が対坐している。
清盛たちのそばに巻物をかかえた利発そうな少年(青年手前あたり)。
対面の娘を見てはっとしたような表情。
清盛は彼のほうを向いて、娘の紹介をしているような雰囲気。
これは、これはもしかして嫡男・重盛くんのお見合い?嫁取り?!
重盛らしき子はどきまぎしているような、でもちょっとうれしそうな表情。
ここはカット1でずうっと娘は後ろ姿のままで顔が分らず。
どんな娘?どんな娘?とわくわくして見ていたところ、
同じシーンのカット2で、こんどは逆向きに同じ場面を撮影。
真正面に見ると…まあ、予想より幼い!でも可愛らしい。
眉をつぶし、殿上眉を置いているけれど、
頬はぷっくりして、唇もふっくら、丸い眼であどけない。
しもぶくれの平安顔というか、正当的なお多福笑顔。
はにかむ表情は、彼女も彼に好意をもったかのように見える。
Kさんが「重盛のお嫁さん誰だっけ?」と携帯で検索。
「ああ〜家成さんの娘だわ。経子(つねこ)っていうの」
なるほど、家成さんちの娘なら親戚筋なんだから身内だね。
あの顔立ちは家成さんの血筋っぽく見えるよね〜と納得。
なにしろ見学はモニター画面のみで音声はなしだから、
初顔のひとの場合、何の役でどういう状況なのかは推測でしかない。
もしまるっきり違っていたらごめんなさい。
ノベライズ『平清盛 二』が出るまであと一週間ほど。
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このところ見学で見た場面の詳細が早く知りたい。
待ち遠しいなあ。
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