写真1と2はヤ110形ヤ110、写真3はヤ150形ヤ150、1969/3/8国鉄東海道本線尼崎駅保線区。
永年列車が運行していると細かく粉砕されたバラストや路盤から噴出してきた泥などが道床に溜まって線路の柔軟性が失われ、軌道が陥没したり変形したりして事故の原因となります。これを防ぐにはバラストを新しいものに交換するか、古いバラストを篩(フルイ)にかけて更新しなければなりません。
1956年バラストの更新作業を機械化するためにスイスから輸入された技術でヤ100形バラストクリーナーが作られました。
1960年にヤ100形の改良型として1輌だけ自走式のバラスト交換車ヤ110が作られました。
ヤ150は1958年に1輌だけ作られたバラストクリーナー中間車です。ベルトコンベヤを装備したホキ350形専用ホッパ車から新しい補充用バラストをバラストクリーナーへ運び込み、古いバラストから出たごみや細かい石などを別のホッパ貨車に送りこむためのものでした。
追加の写真と記事は
http://satoyama.in/auto/sharyo/auto739.html をご覧下さい。
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