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2012年03月05日22:04

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638 近江鉄道 3

写真1と2はクハ1207形1207、1975/6/29近江鉄道彦根車庫。このクハ1207は極めて複雑怪奇な経歴を持っています。たった1輌のために1642字もの説明を書くのは初めて!

その履歴書はは1898年の近江鉄道開業に備えて福岡鉄工所で木造区分室式4輪客車「は1形」初代「は1〜20」の20輌を新造したところから始まります。
1913年に4輪車2輌を1輌の中央に通路を持つ構造のボギー車とする改造(まるで鉄道模型)が行われ、5輌のボギー客車が誕生しました。
1930年に電車増結用として整備されフホハ33となりました。
1956年元西武鉄道の木造車クハ1260の車体に載せ替えてサハ1207となりました。
1962年西武所沢工場において上信電鉄の車体更新の際に発生した旧車体を再利用して鋼体化改造が行われクハ1207として竣工しました。写真1と2はこの時期のクハ1207です。
1982年車体を新造してクハ1505となり、モハ505+クハ1505の固定編成で長く活躍しました。
2008年モハ505+クハ1505はレール輸送貨車(空気バネ付き!)チ10形チ11と12の2輌に改造され2012年現在現役です。つまり車籍からは御歳117歳デス!
写真3は川崎造船タイプの典型、阪急658です。

追加の写真と記事は http://satoyama.in/auto/sharyo/auto731.html をご覧下さい。
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