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2012年03月04日13:06

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2月に観たもの

2月は最初の週末に体調を崩し、いろいろ大変でしたが、
後半結構お出かけが続きました。
大河『平清盛』ではいよいよ頼長さまご登場だし、
『カーネーション』のラスト一ヶ月にも注目だし、
相変わらずNHKっ子の毎日。
それにつけてもこのところ本当に映画館に行かなくなってしまった。
飛んで行って観たくなるような新作がないのです。

<映画>
・シネマ歌舞伎「天守物語」(東劇) 2月11日(土)
http://www.shochiku.co.jp/cinemakabuki/lineup/17/
最初に玉三郎さんによる鏡花作品への思いが語られる。
泉鏡花を現代の世に知らしめたのは、玉さんの功績が大きい。
私もそれによってこの世界に導かれた一人だ。

2009年7月に歌舞伎座で上演された舞台映像。
亀姫は勘太郎くん。
この公演は実際に観ていて、
背景に空などの映像が多用されるなあと思っていたけれど、
こうしてシネマ歌舞伎となると、より効果的な気がする。
それにしてもうつくしい言葉が音楽のように響いてうっとり。
思わず一緒に口ずさんでしまう。

<ステージ>
・アルターボーイズ(新宿FACE) 2月2日(木)
http://www.altarboyz.jp/
『GODSPELL』メンバーだった上口耕平くん出演ということで、
久々に(ヘドウィグ以来)新宿FACEに行ったのだが、
会場に足を踏み入れたとたんに当時の狂おしいほどの思いが湧いてきて、
頭のなかが耕史ヘドウィグでいっぱいになってしまい、
なかなか目の前の舞台に入れず我ながら戸惑った。
5人の登場人物の中で耕平くんのルークの動きのキレはさすがで別格だったが、
役柄的にはゲイであり、そのためにひどいいじめを受けて来たことを歌う
マーク役の海宝直人くんに一番惹きつけられた。歌上手い!
劇団四季の子役から活躍なさってたんですね。このひとは覚えておこう。

・雪やこんこん(紀伊国屋サザンシアター)  2月20日(月)
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1826219452&owner_id=949383

・笑福亭鶴瓶ひとり会(Studio FOUR)  2月23日(木)
志の輔さんの落語会で通った会場で、初めて聴く鶴瓶さんの独演会。
オリジナルの”私落語”から『回覧板』、『厩火事』、廓話の『お直し』。
TVでさんざん軽妙な司会ぶりは楽しませていただいてるけれど、
落語を聞いての正直な感想は…かなりあっさりした感じ。
やっぱり私は志の輔さんのぐうっと引き寄せる、
お芝居のように濃厚な世界が好きみたい。

・六代目中村勘九郎襲名披露二月大歌舞伎(新橋演舞場) 2月26日(日)
http://www.kabuki-bito.jp/theaters/shinbashi/2012/02/post_38.html
勘三郎さんの白井権八、吉右衛門さんの幡随院長兵衛という
盤石の「鈴ヶ森」のあと、幹部俳優総出演の「口上」の華やかさ!
勘太郎改め新・勘九郎くんの稽古熱心さは皆さん褒めていらしたし、
これからのますますの活躍を期待したい。
続く「鏡獅子」は小姓弥生は行儀よくうつくしく、
獅子の精となってからの大きさ、端正さも素晴らしい。
弥生を連れて出てくる老女の小山三さんに拍手が起きていた。
千秋楽の夜の部だったのだが、最後の『ぢいさんばあさん』を見ずに
席を立つ人もいてちょっと驚いた。
まあ三階席の通の皆さんはすでに何度か通ってらっしゃるのかもしれないけど。
伊織は三津五郎さん、妻のるんは福助さん。ほのぼのとして良かった。

<展覧会>
・源氏物語〜色綴り展(ギャラリー冊) 2月4日(土)
http://fumibako.blog54.fc2.com/blog-entry-128.html

・春いちばん 横田敬子陶雛・陶展(ぎゃらりー無垢里) 
2月10日(金)、2月12日(日)
http://fumibako.blog54.fc2.com/blog-entry-129.html

・スリップウェアと西洋工芸(日本民芸館) 2月17日(金)
http://www.mingeikan.or.jp/events/special/20120107.html
スリップウェアという言葉を今まで知らなかったけれど、
18世紀中頃−19世紀末に実用品として作られた英国陶器で、
素地に化粧土を用いて抽象文や鳥文などを装飾した軟陶の器のことだとか。
シンプルながら美しく、ざくっとした温かみがあって素敵。
色々並ぶなかで、バーナード・リーチ氏の作品に
”リーチ”と大きめに署名してあるのが微笑ましかった。
それにしてもここの建物は良いなあ。建物自体が芸術品だ。
こんなところで暮らしたい。

・虎屋のお雛様(根津美術館) 2月25日(土)
http://www.nezu-muse.or.jp/jp/exhibition/index.html
素晴らしいお道具の数々にため息。愛らしくて贅沢。
帰宅してから数年仕舞い込んであった、実家の雛道具を出してしまった。
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