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2011年03月28日10:51

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ディープな鉄ネタ〜「古い○○を大切に末永く使いましょう計画」は他の事業者でも・・・

 ここで一つ、ネタを。
このネタは去年7月にとあるSNSにてアップしたものですが、こちらでも改めてアップします。

 1980年代、、赤字に苦しむ国鉄が民営化を目前にして発動させたこの最終にして極秘であるこの計画草案にはナニワのドケチ精神がフル活用され、、国鉄時代の特急車両が次々と改造され、通勤・近郊電車に生まれ変わっている事例が少なからずあったりします。(例・583系→419系)

特にJRではこの傾向が顕著に見られ、例えば253系5次車のように新型の車種に一昔前の枯れた技術が踏襲され、使いまわされていたりします。 このような中で色々とネット検索をしているうちにこの計画はJR以外の鉄道事業者においても古くから行われていたことに気がつきました。

旧型車種の部品が新型車両に使いまわされた事例では関東ではまず東武と西武・京成が該当します。
東武の場合は浅草から延びる伊勢崎線にて走っていた急行「りょうもう」を特急に格上げする際に200系なる専用車両をデビューさせたのですが、これを製造するに当たりかの1720系「デラックスロマンスカー」の足回りを中心とした殆どの部品が再利用されています。
また、京成に至っても初代スカイライナーに運用されてきたAE形を置き換える際に出た部品を使い3400形と言う通勤電車が登場し、京急線に乗り入れる京成で唯一の界磁チョッパ制御車となっています。

中京圏では名鉄の5000系がこれに該当します。
名鉄では特急政策の見直しで全車特別車の特急「パノラマスーパー」が余剰となりこの通勤電車が製造されたことは記憶にまだ新しいと思います。
そんな魔改造により異端でヘンチクリンな外観・内装になる事が多い車両でも「はやとの風」や「SL人吉」のようにお邪魔虫から一躍人気者へ昇格したものも多かったりします。






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