ここで一つ、魂込めたネタを気合入れてアップします。
今日の夕方、岩手県西和賀町の旧沢内村(2005年の合併で消滅)を舞台とした史実ものの映画を鑑賞しました。映画鑑賞はごくたまにしかしないので、久々です。触れる作品も、大抵ドキュメンタリー系統とか史実系統だったりします。
本題ですが、今回鑑賞した作品は「いのちの山河(さんが)〜日本の青空�供廚如�医療不毛地帯だった沢内村を窮地から救い、村民に自信と誇りを持たせることに成功した伝説の村長・深沢晟雄(ふかさわ・まさお)氏(1957年から1965年までに在任)を主人公とした作品で、単発の大型時代劇のような迫力がありました。特筆されるべき事項として、(65歳以上の)高齢者と乳幼児の医療費を無料とする・・・という史上初の試みを実践したことであり(1961年)、万民に「生存権」(日本国憲法第25条にて定義付けられている)を責任持って保障する『生命行政』の第一人者として全国的に知られるまでになったという点です。
当時の地域包括医療のスローガンについてですが、「すこやかに生まれ、すこやかに育ち、すこやかに老いる」となっています。
伝説の村長と称された深沢氏ですが、在職中の1965年１月、盛岡の病院にて食道癌によって病没、無言の帰郷をとげました。没後40ヵ年目にして旧湯田町との合併で沢内村は消滅して西和賀町となりましたが、今でもなお、沢内地区の守護神として地域の人々の中で生き続けており、資料館も建てられています。
なお、深沢氏の功績については、NHKの「その時、歴史が動いた」でも取り上げられました。
参考リンク・深沢晟雄の会
http://www.nisiwaga.net/masao/ 数年後辺りには、紙幣の肖像画にもなっているかもしれず・・・。
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