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2010年12月23日22:13

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ここ最近のお出かけ(12月1日〜20日)

お出かけ覚書。
12月のメインはもちろん『GODSPELL』の観劇。

<ステージ>
・『GODSPELL』(シアタートラム)
http://setagaya-pt.jp/theater_info/2010/12/post_205.html
12月 5日(日)
12月11日(土)マチネ
12月15日(水)マチネ
12月20日(月)

12月16日(木)
・『UTAU』大貫妙子&坂本龍一(川口リリアホール)
http://www.ustream.tv/channel/utau2010?lang=ja_JP
久々の妙子さん♪
相変わらずゆるぎなく素敵。
坂本教授の曲に詩をつけたものも良いけれども、
私はやっぱり昔の曲のほうが好きだ。
『夏色の服』や『色彩都市』『風の道』などは永遠の名曲!
『四季』もしみじみと好き。日本人に生まれて良かった。
アンコールで教授の『戦場のメリークリスマス』を初めて生で拝聴。
これも好きな曲ではあるけれど、このリズムが
俳句みたいな五、七、五だという話は知らなかった。

<映画>
12月4日(土)
・『最後の忠臣蔵』(よみうりホール)
http://wwws.warnerbros.co.jp/chushingura/
友人のおかげで、時代劇チャンネルファン感謝祭の試写会にて鑑賞。
うーん。しかしこれは原作とはまったく視点を異にしている。
脚本が田中陽造氏という時点で、もう狙いが全然違うだろう。
このひとはいつも男と女の情念を芯に、妖しい世界を描くひとだもの。
曽根崎心中とリンクさせてしまっては違うと思うし、
原作にはないおゆうさまの誘いも邪魔というか、全然いらない。
どうも重く、くどく、入り込めなかった。
可音がああいう気持ちでは、修一郎さんは幸せになれないのでは。

12月15日(水)
・『ノルウェイの森』(渋東シネタワー)
http://www.norway-mori.com/index.html
長年の春樹ファンとしては、細かいところでは意見もあるけれど、
まず悪くない作品だと思う。
トラン・アン・ユン監督という、異国のひとの目を通すことにより、
日本で撮影しながら日本ではない、不思議な世界になっているのが良い。
前評判に聞いていた通り、菊池凛子演じる直子が圧倒的。
そのまま透き通っていきそうな、壊れそうな神経でやっと立っているような、
この世のものではない直子だった。
緑さんは素直で可愛いけど、ちょっと幼い。
松山ケンイチは期待通り好演。
「どういたしまして」「もちろん」などという、
春樹作品主人公独特の言い回しも嫌みがなく、微笑ましかった。
この緑いっぱいの風景、降る雨さえも日本ではない。
あえて言えば、やはりベトナムのような南国に思える。

<展覧会>
12月3日 (金)
・『大正イマジュリィの世界』(松涛美術館)
http://www.city.shibuya.tokyo.jp/edu/koza/11museum/tenrankaisyosai.html#15
大好きな世界。こういう世界のなかで暮らしたいほど。
杉浦非水のデザインセンスはいいなあ。植物画が素晴らしい。
橘小夢の毒を含んだ端正な繊細さは、いつ見ても凄い。

12月18日(土)
・『その名は蔦屋重三郎』(サントリー美術館)
http://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/10vol04/index.html
具沢山でたいへん美味しい展覧会。
蔦重の卓抜したプロデュース力に、いまさらながら感嘆。
浮世絵は細かいディティールが楽しい。
「角玉屋内みやと」の着ている内掛の裾模様がタンポポで可愛かった。
平板な絵がしばらく続いたあと、
いきなり表情がくっと動いた絵になってわっと思ったら歌麿だった。
このひとの美人画はやっぱり別格。眼も口もちゃんと動いてこちらにものをいう。
大人気の売れっ子だったのは当然だろう。私だってこの時代にいたら欲しいもの。
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