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2010年11月15日12:04

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関西の白い貴公子・221系

ここで一つ、画像付の関西ネタを
 テーマは221系です。

 221系は平成に入ってデビューしたJR西日本オリジナルの近郊型電車であり、三扉車ながらも117系と同じ座席数を確保した車種ということで収容力と乗降性の両立を実現した画期的な新車として注目を浴び、外観デザインの巧みさと用途の柔軟きを評価され鉄道友の会よりローレル賞を受賞しました(この年次のブルーリボン賞は『スーパーひたち』)。加速性能も117系を上回るものがあり、一時期は関西の主役とも言える位に大量増備されました。また、初期製造グループは、その新造直後に一部装備を改造(台車へのヨーダンパ追加やブレーキ系の改修など)の上で湖西線にて160km/h運転による試験走行を行いました。 この試験結果から後に681系や683系といった高性能車種が登場したというのは鉄道ファンならば誰もが知る伝説になりつつあります。
 が、数年後に223系が登場すると次第に新快速専用車種の座を明け渡す形となり、今では東海道・山陽線での運用が無くなってしまいました。 関西の新快速は113系を初代に153系⇒117系⇒221系と変遷していきました。そして現在は223系で五代目なのですが、近い将来に六代目となる225系がデビューすることになります。

 225系のデビューで221系に変動が生じるのは避けられないでしょうけど、いま輸送力が不足している関西本線の大和路快速の増結などに回されていくのではないかと思います。

 参考までに現在の在籍数ですが、網干総合車両所・京都総合運転所・奈良電車区の3つの車両基地に合計474両(内訳:8両編成13本、6両編成32本、4両編成41本、2両編成7本)が配置されています。

注:画像はあくまでも「イメージ」です。

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