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2010年11月01日00:06

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京成本線のダイヤの秘密〜相互直通編

 ここで一つ、地元ネタを。

 1ヶ月ほど前に7月のダイヤ改正で起こった京成本線の変則ダイヤについて一度触れましたが、今度は相互直通について見てみます。
京成は都営浅草線・京急線と相互直通運転を実施していますが、こちらについても大胆不敵な系統組み換えが発生しました。

京急久里浜方面からの快特は京急蒲田の高架完成以降、全て高砂折り返しになっていましたが、再び青砥折り返しとの両列車が出現することになりました。そして、国際ターミナルの機能を有することになる羽田空港からのエアポート快特は都営浅草線内で通過駅がある列車も各駅に止まる列車も京成本線を走っていましたが、通過運転をする列車は「アクセス特急」に、各駅に止まる列車は最大高砂折り返しになりました。
そして、蒲田の高架化完成以降、青砥折り返しになっていた西馬込からの京成押上線直通の系統が佐倉・成田方面への快速に変更。押上線内で見ると、廃止となった急行がアクセス特急に格上げされ、実質的に停車駅の削減となっています(羽田からのエアポート急行は引き続き北総線直通です)。使用車種では両空港間のアクセス特急は京成と京急の車両を 4:2で基本的に賄うようです。

京成の快速が西馬込発着に変更となったことで、京急車による京成高砂以東の快速運用は消滅です。京急のエアポート快特は京成車が目立っていましたが、休日ダイヤではこれに都営車が加わり、京急車による運用はその分減っています(これは高砂折り返しの列車にいたっても同様)。
休日 京急のエアポート快特に都営車が入る一方、京成の快速に入る都営車が減り、平日 京急のエアポート快特に入らない代わりに京成の快速に都営車が多めに入っています。


この路線は相変わらず車両の運用が複雑怪奇です。
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