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2010年09月27日09:32

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ANAが飲み物サービスを有料化した理由

 ここで一つ、ネタを。

 ここ最近、全日空ことANAは経費削減の為にいくつか機内サービスを削減していきました。その中でも特に気になったのは、今年4月にミネラルウォーターやお茶類を除いた飲料類の有料化です。もちろんこれもコスト削減が目的でやっていますが、この有料化サービスにはもう1つある目的があるのです。それは、格安航空会社としての試験的サービスです。

いまや、現代の世界の空では格安航空会社がたくさん飛びかう時代となり、最近では中国の春秋航空が茨城―上海間にて4000円台という超格安価格を実現しました。そして最近になってANAが関空をハブ空港にした格安航空会社を設立しようと検討しているのです。その格安航空会社の多くは、機内食や飲料類を全て有料化にしているのが特徴です。ANAも、将来格安航空会社の設立を見極めて、まず国内線の普通席を対象に飲料類を有料化したと思うのです。ただ、前述の通り飲料類の有料化を対象にしたのは普通席だけであり、国内線のビジネスクラスではこれまで通り飲料類の無料提供があるために、1部の利用客からは「サービス低下に過ぎない。」などの批判が上がっています。

 が、やはり有料化の大きな理由は経営難でのコスト削減というわけなので、例え格安航空会社を設立してANAの飲料類無料サービスが復活するような事は、難しいようです。
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