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2006年06月15日00:25

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都電荒川線

荒川線沿線に住んで親しんでいるから、
昨日の事故のニュースはびっくりした。あり得ないような追突事故。
のんびりのどかなイメージなのだけど、
やっぱり運転システムはしっかりして欲しい。

先月末には名古屋から上京したお友達を案内し、
一日乗車券をフルに活用して荒川線の旅をしたばかり。
早稲田から三ノ輪橋まで、何回乗り降りしたことだろう。
雑司が谷鬼子母神にお参りしたり、
飛鳥山公園を散策して博物館を眺めたり、
都電もなかを買いに梶原で降りたり
(今回の事故現場はまさにこの辺り)、
荒川遊園近くの駄菓子屋さんをひやかしたり、
荒川自然公園で休憩したり。

路面電車って可愛くって大好きだ。
ステップをふまずにすっと乗れるし、
本数も多くて、どんどんやってくるのが頼もしい。
ぐうーっとカーブを描くとそれだけでわくわくする。
大塚駅のカーブもすごいけど、飛鳥山から王子への坂はいつもどきどき。

絵になるからドラマや映画の背景にもよく登場する。
この飛鳥坂のあたりは多分「珈琲時光」(2003)でも出てきている。
ヒロインを演ずる一青窈さんは何回も都電に乗っていた。
候監督も相当の電車好きだからなあ。
でもおかげで当時の鬼子母神駅付近の様子が
フィルムに残されることになった。
今、あのあたりは新しい地下鉄駅のために全部掘り返されて
当時の面影はない。

鬼子母神といえば市川準監督の「東京兄妹」(1995)で
兄と妹が住んでいる界隈。
二人してのんびり都電に乗っている場面は好きだった。
巣鴨のとげぬき地蔵通りで市が立つ4のつく日は
大変な混みようだけど、普段の都電はゆったりしてる。
横一列の座席はさながら走る縁側、といった風情。

このところ毎日録画して楽しんでる昼ドラマ
「我輩は主婦である」の背景にも都電が出てきた。
主役の斉藤由貴さんが都電に沿って走ってるのは
向原から大塚駅にかけての坂のようだった。
この季節、沿線の薔薇がうつくしい。
ドラマの一家が住んでいるのは早稲田界隈のようだ。
高戸橋近くの神田川分水路に飛び込もうとしてる場面もあって、
あんまりうちに近いところだから驚いてしまった。
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