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2010年06月16日09:27

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継美の置き手紙とかえりみちノート(『Mother』第6話)

今日は水曜日。『Mother』の日。
涙涙の先週の逮捕場面のあと、どんな展開になるのか、
久々にドラマに心を鷲掴みにされ、思いきり翻弄されている。

現実面では、自らの趣味と相俟って、
ロケ地めぐりにかりたてられている。
今めぐっているのは、6話の「さよならお母さん」で、
室蘭に帰る決意をした継美ちゃんが、
置き手紙とかえりみちの目印を記したノートを残し、
町の中をどんどん歩いていく場面で、彼女がたどった道筋。
ひとり調査班の私もかなり頑張って歩き回ったけれど、
これは順次記事にしていく予定。

確認のため、この場面を一度見返した時、
言葉と流れを採録したので、載せておきます。
数字以外全部ひらがななのが、またいじらしくて、
読んでいるだけでまた涙腺が刺激されてしまう。

*句読点はやや違うかもしれませんが、ご了承ください。
 言葉以外の動きや台詞は飛ばしているところもあるので、
 あとで補足する予定。

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「おかあさんへ」

ランドセルを背負って坂道を下りる継美の後ろ姿  

「だいすき。おかあさん。
 つぐみがかいたてがみだよ。よんでね」

「しおりもつくったよ。はさんでね」

踏切のある道を行く継美の後ろ姿 

「おかあさん、よむのすきでしょ」

「おかあさん、いっつもごはんつくってくれたの
 うれしかったよ」

「このあいだのいっしょにぎょうざをつくってくれたの
 おもしろかったよ」

読んでいる奈緒から、机に座って書いている継美に
オーバーラップしながら切り替わる

「ぎょうざのつくりかたおぼえたよ」

「こんどはこながかおにつかないようにするよ」

書いたノートのページをちぎって脇に置く継美

「おふろにはいったときにあわだらけになってびっくりしたね」

「ソフトクリームやさんごっこみたいだったね」

「かみのけじぶんであらえるようになったよ」

ノートのページを再びちぎって脇に置く

「しょうてんがいでおかいものするの、たのしかったよ」

「おかいものできるようになったよ」

「260円のものをかうときは300円わたすよ。おつりは40円だよ」

「おさいふはいっかいいっかいしまうよ」

「がっこういくのうれしかったよ」

「おともだちはゆきのちゃんとさやかちゃんとりなちゃんができたよ」

「そうじのときはおかあさんのしごととおんなじだからたのしかったよ」

「あとかたづけもそうじもできるよ。いろいろできるよ」

「でんしゃのきっぷひとりでかえるよ」

「しんごうはさせつしゃにきをつけてわたるよ」

「よるねるのひとりでねられるよ。こわいゆめをみないよ」

「ひとりでだいじょうぶだよ」

「つぐみはおとなになったらおかあさんみたいなかみがたにするよ」

涙を流しながら書いている継美

「おけしょうするよ。ようふくきるよ」

「おかあさんみたいにやさしくなるよ。
 つよくなるよ。たくさんなるよ」

「おかあさん。ありがとう。
 おかあさんになってくれたのありがとう」

「おかあさん。だいすき」

「おかあさん。ずっとだいすき。だいじだいじ」

 すずはらつぐみ


<かえりみちノート>

あおいろのでんしゃ

なみのもようのバス

まっすぐのエスカレーター

てつないだかいだん

52かいだてのビル

みどりいろのでんしゃ

キディーランド

おこってるみたいなマネキンにんぎょう

ペンギンのかんばん

さかみち

ほどうきょう

ころんだところ

奈緒
「継美は家に帰る時の風景や道を思い出してた。
 迷わないように目印を思い出してたの。
 継美は今、室蘭に帰ろうとしてる。
 あの子が心配してたのは自分のことじゃなかった。
 私のことだった」

「おかあさん、つぐみはれなにもどるよ」

たくさんの高層ビルが見える階段をあがってゆく継美

28ばん
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