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2010年03月19日23:26

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378 ニュージーランドからお客様

MBSI(オルゴールの愛好家団体)のメンバーであるコーネリアスご夫妻が、こちらのオルゴール博物館を見学に来られました。MBSI 日本支部としても歓迎しようというわけで私にも声がかかりました。

まず神戸市の六甲山にあるオルゴールの博物館へ同行、ここにはディスク・オルゴールのディスクを作る設備があります。そして出来上がったばかりのポータブル型のディスク読取装置(写真1)がありました。これは最もポピュラーなポリフォン社製とレジーナ社製15インチのディスクに打ち込まれている音符データを読み取ってMIDIに変換する装置です。写真2のように装置にディスクを挟んで一回転(4分ぐらい)させると、パソコンの中に音符の位置データが書き込まれます。取り込んだデータを使ってピアノの音色で試聴させて貰いました。もちろんニュージーランド氏も興味津々。

次は堀江オルゴール博物館、さすがにニュージーランドを代表する大コレクター(200台ほどが大きなお屋敷に有るそう)、珍しい機種や優れた機種ばかりを重点的に見学、改めて堀江オルゴール博物館の豊かなコレクションに気づかせてくれました。写真3はただいま修理中のインパレイター、丁度演奏ができる状態だったので工房で聞かせてもらいました。ベルの音がすばらしい、編曲も優秀、櫛歯の音もOK。ただディスクの裏のプロジェクション(突起)がかなりの数折れているので、修理して元通りの演奏が聴けるようにするとのことで、これは期待が持てます。Kさん、それほど急がないのでがんばってくださいね。
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