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2010年03月13日23:25

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373 頚城鉄道 4

写真1は頚城鉄道DB8形DB81、1966/8/7百間町車庫にて。元は1945年に仙台鉄道が協三工業で新造した戦時規格型(JB8形)蒸気機関車B82です。1952年大阪の森製作所で下回りを再利用して2軸凸型車体のディーゼル機関車に改造されました。1955年に協三工業でかなり大きな改造が施されています。森製作所のディーゼル機関車は角張った無骨なスタイルで、とにかくディーゼル機関車にまとめるのが精一杯で、外観デザインなんて二の次だったようです。

写真2は頚城鉄道DC12形DC123。元は十勝鉄道が1953年に日立製作所笠戸工場で新造した3軸L型車体のディーゼル機関車で、1960年に頚城鉄道に譲渡されました。

写真3は頚城鉄道DC9形DC92、1号蒸気機関車の一部を再利用して1944年に協三工業で作られた3軸凸型車体のディーゼル機関車です。このDC92は頚城鉄道廃止の時に他の車輌と共に神戸市在住の個人に買い取られて、33年間もの長い間六甲山(神戸市)の山中で眠りに付いていました。それを相続された方が百間町車庫跡に開設された「頸城鉄道展示資料館」に寄付され、塗装も新しく公開されています。

追加の写真と記事は http://satoyama.in/auto/sharyo/auto493.html をご覧下さい。
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